ディズニーランド「スペース・マウンテン」実写版映画、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』コンビが脚本家に新任

世界各国のディズニーランドで人気を博しているアトラクション「スペース・マウンテン」の実写版映画に、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)でタッグを組んだジョシュ・アッペルバウムとアンドレ・ネメックが新たに脚本家として就任したことが明らかとなった。米The Hollywood Reporterが報じている。
2020年に伝えられていた既報では、『アーミー・オブ・ザ・デッド』(2021)『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(2023)などで知られるジョビー・ハロルドが脚本を手がけると伝えられたが、数年間にわたって開発が進むうちに、ペンがアッペルバウムとネメックへバトンタッチされた模様だ。
これまでにアッペルバウムとネメックは、『ゴースト・プロトコル』のほかに『ミュータント・タートルズ』(2014)でも脚本を担った。「カウボーイビバップ」(2021)「シタデル」(2023)など数多くの映画やドラマシリーズでコンビとして活躍しているため、「スペース・マウンテン」の実写版映画でも息の合った仕事ぶりが期待できるだろう。
脚本から降板したハロルドは、『レゴ(R)ムービー2』(2019)のライアン・ハルプリンと製作総指揮を担い、プロデューサーには、『ホーンテッドマンション』(2023)のジョナサン・アイリヒ、『フッド:ザ・ビギニング』(2018)のトーリー・タネルが名を連ねる。
宇宙をテーマにしたジェットコースター「スペース・マウンテン」は、1975年に米フロリダ州マジック・キングダムでデビュー。1983年には東京ディズニーランドでもスタートし、2007年にはリニューアルされた。香港とパリのディズニーランドでは、「スペース・マウンテン」から「ハイパー・スペース・マウンテン」へ進化し、『スター・ウォーズ』シリーズの世界観を体験可能だ。
「スペース・マウンテン」には、実写映画化されディズニーランドのアトラクション「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「ジャングル・クルーズ」のように明確なストーリー性やキャラクターが存在していないため、映画版のアイデアはアッペルバウム&ネメックの想像力に担うところが大きくなりそうだ。
現時点では、実写版映画のプロットなどの詳細は明かされていない。もしかしたら、『スター・ウォーズ』フランチャイズのライバル的な作品になるかもしれない?
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Source:The Hollywood Reporter