『スペースボール2』ダーク・ヘルメットは再登場する? ─ ダース・ベイダー風のお笑いヴィラン復帰なるか

『スター・ウォーズ』などの伝説的パロディ映画まさかの続編『スペースボール2』が、いよいよ本格的に動き出す。新たに主演とプロデュースを務めるジョシュ・ギャッドは、すでに「これから撮影が始まる」ことを伝えているのだ。
『スペースボール』は1987年のコメディ映画で、主に『スター・ウォーズ』をパロディしたSF。ダース・ベイダーではなくダーク・ヘルメット、ヨーダではなくヨーグルトなど、『スター・ウォーズ』から拝借したコメディキャラクターたちがドタバタ追跡劇を繰り広げる。
1作目で監督から脚本、製作を務めたメル・ブルックスも99歳にしてプロデューサーに復帰。今作では『アナと雪の女王』シリーズのジョシュ・ギャッドが中心となって製作する。
撮影開始を迎えるにも関わらず、出演者情報は謎のまま。前作ではダーク・ヘルメット役のリック・モラニスが主要キャラクターとなったが、彼は果たして復帰するのだろうか?モラニスといえば『ゴーストバスターズ』(1984)『ゴーストバスターズ2』(1989)に出演していたが、いずれのリブート版にも再登場しなかったということもある。
米ScreenRantに尋ねられたギャッドは「リック・モラニスが再登場するのか、しないのかについてコメントは控えますが、仮に彼が戻ってくるのなら、それは本作が戻る価値があるからだとリックが感じたからということになるでしょう」と煙に巻ききつつ、本作の実現を次のように喜んだ。
「今後の展開に注目してほしいです。ただ言えるのは、これは超現実的だということ。僕は『スペースボール』を観て育った世代ですし、1作目で予言された、ヨーグルトが“神のご加護があれば、『スペースボール2:さらなる金を求めて』で会おう”と言っていた時は、僕もみんなも、40年もしないうちに実現するだろうと思っていました。
でも、これだけ時間がかかったことにも感謝しています。主要撮影ができるというだけでなく、メルがまだご存命のうちに実現したというのが、この世でいちばんの贈り物だからです。感激です。ワクワクしている、どころではありません。今言えるのは、それだけですね。」
『スペースボール2』は2027年の米公開予定だ。ヨーグルトの予言がついに現実のものとなる日を待とう。
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Source:ScreenRant