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リブート版『スポーン』にジェレミー・レナーの出演が決定 ― 『アベンジャーズ』ホークアイ俳優、刑事役を演じる

ジェレミー・レナー
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14779748196/

1990年代の同名人気コミックを再映画化する『スポーン(邦題未定、原題:Spawn)』に、『アベンジャーズ』シリーズのホークアイ役や『ミッション:インポッシブル』シリーズのウィリアム・ブラント役で知られる俳優ジェレミー・レナーが出演することがわかった。米Deadline誌など複数のメディアが報じている。

ジェレミー・レナー
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14779748196/

リブート版『スポーン』は原作者トッド・マクファーレンが脚本・監督を担当し、主人公アル・シモンズ/スポーン役を『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)や『ベイビー・ドライバー』(2017)のジェイミー・フォックスが務める。本作でジェレミーが演じるのは、スポーンとタッグを組む刑事のトゥイッチ・ウィリアムズ。トッド監督によると、本編で最も出番が多い「映画の顔となる」キャラクターだという。

トッド監督はDeadlineに対して、トゥイッチ役にはジェレミーが第一希望であったことを明かしている。ジェレミーをキャスティングするきっかけとなったのは、同じくヒーロー映画の『アベンジャーズ』ではなく、2008年に出演した『ハート・ロッカー』だったそう。同作でジェレミーは恐れを知らぬ一匹狼のウィリアム・ジェームズ一等軍曹を演じ、アカデミー主演男優賞にノミネートされるなど高い評価を受けていた。

また『スポーン』がデビュー作となるトッド監督にとって、ジェレミーの幅広いフィルモグラフィは非常に心強かったようだ。主演最新作『ウィンド・リバー』(2018年7月27日公開)でメガホンを取ったのは、同作が監督デビューとなった脚本家テイラー・シェリダン。この作品でジェレミーが見せた哀愁と、映画を撮ったことのない監督との仕事経験は起用の大きな理由になったと監督は述べている。

本作は『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』シリーズを手がけたブラムハウス・ピクチャーズが製作を担当し、その制作費は1,000万~1,200万ドルという低予算。R指定を前提に、トッド監督の意思がとことん反映された作品となりそうだ。
なおプロデューサーのジェイソン・ブラム氏は、ジェレミーの起用について「トゥイッチ役には理想的な選択。説得力のあるキャラクターにしていただけると思います」とのコメントを発表している。

ジェイミー・フォックスとジェレミー・レナーという抜群のキャスティングを得て、まもなくリブート版『スポーン』は配給・広報を担当するスタジオを見つける段階に移るという。準備作業はすでに終わりを迎えており、あとはゴーサインが出るのを待つのみということか…!

映画『スポーン(邦題未定、原題:Spawn)』の劇場公開時期は未定。撮影は2018年秋にも始まるとみられる。

Source: Deadline
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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