『スパイダーバース』監督陣、みんなにコスプレをして欲しいとワクワクを語る ─ 「見たらきっと感動しちゃう」

『スパイダーマン』シリーズ最新作『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』では、マルチバースの個性的なスパイダーマンが何体も登場する。スパイダーマンといえばファンの間でコスプレが楽しまれることも多いヒーローだ。本作の監督チームは、ファンが映画に登場するキャラクターをコスプレしてくれることを心待ちにしているという。米Comicbook.comのインタビューで語られた。
本作では、新たにホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソンのトリオが監督に就任。登場キャラクター数も大増量された『アクロス・ザ・スパイダーバース』の目玉となる1人は、“スパイダーマン・インディア”とも呼ばれるインドのパヴィトル・プラパカールだ。劇中ではマンハッタンとムンバイを混ぜ合わせた未来都市ムンバッタンに住んでいる。コミックでは2005年に初登場した。

インタビューで、今年のコミコンではパヴィトル・プラパカールのコスプレファンが見られるはずだと言及されるとトンプソンは、ファンがコスプレしている姿を見たら「きっと感動してしまう」と胸に手を当てて答えている。
続いてドス・サントスは「彼はコミックの中に存在していて、そのバトンが僕たちに渡された。僕たちはそれを受け取って、そのアイデアをどう活かすか、その世界をどうやって立体的にするか、どんな文化なのかを考えました」と、パヴィトルの存在が今度は映画ファンに渡ることの意義を熱弁。「もしも彼が誰かにとって大事な存在になってくれたり、誰かがコスプレをしてくれたら、それはもう……」と感無量な様子だ。
すかさずパワーズは「僕は誰かがピーター・Bのコスプレをして、子どもがメイデイの格好をしているのが見てみたい」とコメント。一同も「それは最高だ!」「待ちきれない」と笑顔で同意し、ファンのコスプレを大歓迎する姿勢を示した。
前作で主人公マイルス・モラレスの師匠として登場したピーター・B・パーカーは、本作では父親となって再登場。MJとの間にメイデイという可愛い娘を授かっており、新米パパとして奮闘する。コスプレイヤーにとってピーター・Bとメイデイは、親子で挑戦できるテーマとなりそうだ。

『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は2023年6月16日、日本公開。
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Source:Comicbook.com