オスカー受賞逃した『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』マイルス役、『君たちはどう生きるか』に「取られちゃった」

宮崎駿監督によるスタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』が第96回アカデミー長編アニメ映画賞を受賞した。これを受けて、同カテゴリーにノミネートされていた『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023)で主人公マイルス・モラレスの声を務めたシャメイク・ムーアが、受賞を逃した心境を一語で言い表した。
2023年6月に公開された『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、前作『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)同様に高い評価を受け、数々の映画賞でノミネートされた。「アニメーションのアカデミー賞」とも称されるアニー賞では映画部門・作品賞をはじめとする最多受賞を果たした。
一方、今年度は日本を代表する宮崎駿10年ぶりの長編監督作『君たちはどう生きるか』の勢いも強かった。同作は、ゴールデングローブ賞や英国アカデミー賞といったメジャーな映画祭でアニメ映画賞を受賞。アカデミー賞では『千と千尋の神隠し』(2002)以来となる受賞を勝ち取った。
前作に続くアカデミー賞受賞を惜しくも逃すこととなった『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』で声優を務めたシャメイク・ムーアは、早速自身のX(旧Twitter)を更新し、「取られちゃった(robbed)」と悔しさを滲ませた。その後の投稿では「勝者に敬意を。そうなんです、僕は負けず嫌いなんです」と綴った上で、ファンとの再会を誓った。
「でも僕たちは負けたわけじゃない。『スパイダーバース』はたくさんの人生に影響を与えたんだ。今夜は認められないかもしれないけど、人生は続く。そして、その先も(and BEYOND)。待っていてくれ。」
*robbed
— Shameik Moore (@shameikmoore) March 11, 2024
Respect to the winners. It’s true, I’m definitely a sore loser, but we didn’t lose, Spiderverse has impacted ALOT of lives, we may not have been acknowledged tonight but life goes on, and BEYOND….. yea get ready
— Shameik Moore (@shameikmoore) March 11, 2024
『スパイダーバース』シリーズからは『アクロス・ザ・スパイダーバース』の続編『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』が控えているところ。「待っていてくれ」とファンに意気込みを伝えたムーアの言葉に期待しながら、堂々の帰還を待ちたい。
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