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『スパイダーマン4』に『シャン・チー』の監督が就任交渉中

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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米ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオによる『スパイダーマン4』の監督として、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のデスティン・ダニエル・クレットンが交渉中であることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じた。

クレットンは『シャン・チー』単独映画で本格的なカンフー・アクションとコメディ要素をミックスさせた作風で、スーパーヒーロー映画に新たな風をもたらしたフィルムメーカー。『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』にタイトルが改められた『アベンジャーズ』第5作でも監督を手がける予定だったが、のちに降板している。

デスティン・ダニエル・クレットン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48469282532/ Remixed by THE RIVER

全世界19億ドル超の大ヒット作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を経た『スパイダーマン』第4作も前作並、またはそれ以上の大作になることが期待されており、就任すればクレットンにとってもキャリア最大規模の企画となりそうだ。

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『スパイダーマン4』に関する確たる情報は伝えられておらず、撮影や公開時期のスケジュールも不明。現在は脚本作業が進められているものと見られ、主演のトム・ホランドも慎重ながら続投に前向きな姿勢を明らかにしている。監督選定が進んでいるということは、水面下ではさまざまな準備がおこなれてているのだろう。

『スパイダーマン』シリーズ前3作を務めたジョン・ワッツは、『ノー・ウェイ・ホーム』を最後にスーパーヒーロー映画から離れている。以前、後任監督に向けてスパイダーマンがスイングするシーンでは実写にこだわらずCGを活用した方が良いとの実務的なアドバイスを送っていたことがある。

なお、クレットンは進捗不詳の『シャン・チー』続編のほか、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が主演のマーベル・ドラマ「ワンダーマン」エピソード監督も務めている。そもそもクレットンが『アベンジャーズ』第5作から降板したのは、『シャン・チー』続編と「ワンダーマン」に専念するためと伝えられていた。「ワンダーマン」は2024年4月に撮影を密かに終えている。今になって『スパイダーマン4』の交渉テーブルについたということは、『シャン・チー』続編の先行きが見えないためか、あるいはスケジュールの見通しが立ったということかもしれない。

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Source:The Hollywood Reporter

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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