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『スパイダーマン4』物語が判明、「ピーターがピーターであることを諦めてスパイダーマンに集中する」

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズ第4弾として2026年に公開が予定されているソニー・ピクチャーズ映画『スパイダーマン4(仮題)』の物語題材が明らかになった。シリーズのプロデューサーを務めるエイミー・パスカルが米Deadlineに語った。

ホランドが演じたピーター・パーカーは、前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022)でドクター・ストレンジに唱えさせた魔術の失敗により、全ユニバースからスパイダーマンの正体を知るヴィランを誘き寄せてしまった。このためピーターは、自分のことを知る全ての者の記憶を消去するという禁断の魔術を実行。ヴィランたちは元の世界に戻ったが、代償として、ピーターはMJやネッドら大切な人々の記憶からも消え去ることになった。

映画のラストでピーターは孤独を貫き、たった1人でスパイダーマンとしての活動を始めていた。次作『スパイダーマン4』はこの続編となるが、引き続きピーターは私人としての性質を捨てたままであるようだ。パスカルは次のように語っている。

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「彼がピーター・パーカーであることを諦めようとする決意をしたという事実と向き合わねばなりません。彼はスパイダーマンであることに集中しようとします。なぜなら、ピーター・パーカーでいることはあまりにも難しいからです。本作では、そういったことを描きます。」

ピーターは、MJやネッドに自分を思い出してもらう努力よりも、スパイダーマンとして悪党と戦うことに心血を注ぐことになるようだ。かつての恋人や親友が進学して学生生活を謳歌する一方、ピーターだけは安アパートで一人暮らしをしながら夜な夜な自警活動に身を投じるということになる。

そんなスパイダーマンに、一体どのような危機が迫ることになるのだろうか。ソニー・ピクチャーズのシリーズ作『ヴェノム:ザ・ラストダンス』では闇の邪神ヌルが登場し、宇宙規模での脅威が示唆された。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のラストで見られたヴェノムのシンビオートもまだ残ったままであるはずだから、次作ではヴェノムやヌルとのコラボレーションが描かれる可能性もあるだろう。エディ・ブロックもヴェノムが居なくてはなかなかの孤独者であるから、もしも2人が出会ったら、最終的にはお互いに理解し合えると良いのだが……。

『スパイダーマン4(仮題)』は2026年夏、日本公開予定。

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Source:Deadline

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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