『ザ・スーサイド・スクワッド』リック・フラッグ役俳優、脚本に「大笑いした」─ スタジオ側も作品を絶賛

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガンが、DCコミックスの“悪党集団”を描く最新作『ザ・スーサイド・スクワッド』は、監督が得意とするコメディ色の濃い作品になりそうだ。
米Comic Book Resourcesのインタビューに、デヴィッド・エアー版に引き続きリック・フラッグ大佐役を演じるジョエル・キナマンが登場した。本作への出演について、「これ以上ない程の経験でした」としながら、ジェームズ・ガン監督が手掛けた脚本については、「全部のページで笑ってしまいましたね。大声で笑いながら、自宅で読みましたよ」と感想も述べている。
加えて、キナマンはエアー版以上に“特別な作品”になったことを明かしている。
「今までコメディ作品に出演したことが無かったので、今回が初めてのコメディ作品に感じましたね。前回での自分の演技に不満があるわけではないのですが、演じる上で遊びを加えるようなことはしませんでした。決して越えてはならない境界線を勝手に引いていたように思いますね。なので、今回は改めて挑戦できたことが何よりも嬉しかったです。ジェームズがキャラクターの可能性を切り開き、更にコメディ色を濃くなったので。コメディを追求する方法も教えて貰えて、本当に素晴らしい経験でした。」
また、キナマンによるとワーナー・ブラザースは本作を手放しで絶賛しているという。「ディレクターズカット版に全くと言っていいほど異論がないようで、このような大作映画では聞いたことがないですね」。
本作には2016年版からジョエル・キナマンの他、ハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビー、キャプテン・ブーメラン役のジェイ・コートニー、アマンダ・ウォラー役のヴィオラ・デイヴィスが続投。新たに『マイティ・ソー』シリーズや『パシフィック・リム』(2013)のイドリス・エルバ、『バンブルビー』(2018)のジョン・シナ、ガン作品の常連者であるマイケル・ルーカー&ショーン・ガン&ネイサン・フィリオン、『アントマン』シリーズのデヴィッド・ダストマルチャン、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)監督のタイカ・ワイティティらが参加した。
映画『ザ・スーサイド・スクワッド』は2021年8月6日に米国公開予定。
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Source: Comic Book Resources