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『スーサイド・スクワッド』出演者、次回作の方向性を提案「もっと地に足ついたストーリーに」 ― 前作の反省から

スーサイド・スクワッド
SUICIDE SQUAD and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. and Ratpac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved

映画『スーサイド・スクワッド』(2016)でリック・フラッグ大佐を演じたジョエル・キナマンが、続編『スーサイド・スクワッド2(仮題)』の新たな方向性を大胆に提案した。

DCの人気ヴィランを毒々しくポップに描いた『スーサイド・スクワッド』は、バットマンの天敵デッドショットや日本人暗殺者カタナなどのスーパーヴィランが減刑と引き換えにチームを組まされ、魔女エンチャントレスを倒すという命がけの任務に挑むストーリー。マーゴット・ロビー扮するキュートで狂ったハーレイ・クインの造形や、ジャレッド・レト扮するジョーカーの生き生きとした演技が人気を博した一方、一部ファンは作品の出来を否定。観客の評価が真っ二つに分かれる作品となった。

前作の問題はクライマックス?出演者が指摘

ジョエル・キナマンは、『スーサイド・スクワッド』の反省点を述べると共に、来たる続編の方向性について、英Yahoo! MOVIESのインタビューである提案をしている。

スーサイド・スクワッド
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キナマンは、前作について「素晴らしい設定とキャラクターだった」としつつも、第三幕(編注:3パートからなる脚本構成=三幕構成のうち、ストーリーを収束させる最終パート)が良くなかったと分析しているのだ。そして、現在製作準備中の『スーサイド・スクワッド2』については以下のように発言した。

「2作目を作る時は、もっと地に足の着いた映画になっても驚きません。キャラクターはとても際立っていますし、魔法をもっと少なくすれば、より効果的になるかもしれませんね。キャラクターをリアルな人間に近づければ、もっと良くなると思います。」

「魔法」という言葉からは、『スーサイド・スクワッド』のラスボスである邪悪な魔女エンチャントレスが思い起こされる。キナマンがいうところの「地に足の着いた映画」とは、魔女というファンタジー寄りの存在よりも、人間もしくはメタヒューマンといったリアルな存在をラスボスにした作品……ということだろうか。

映画『スーサイド・スクワッド2』は、『ザ・コンサルタント』(2016)のギャヴィン・オコナーが監督・脚本を務め、2018年秋より撮影がスタートするとされている。ドウェイン・ジョンソン演じるブラック・アダムが登場するという噂もあるが、同作はキナマンの提案通りリアル路線へと舵を切ることとなるのだろうか。いずれにしても、情報が出てくるのを今しばらく待つ必要がありそうだ。

(文:まだい)

Source: https://uk.movies.yahoo.com/suicide-squad-2-will-fix-suicide-squads-problems-according-joel-kinnaman-exclusive-095001822.html
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THE RIVER編集部THE RIVER

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