『スター・トレック』宇宙艦隊で一番「どうでもいい」船の物語、新作コメディアニメの米配信日が決定 ─ 「リック・アンド・モーティ」脚本家が手がける

『スター・トレック』の新作アニメシリーズ「スター・トレック:ロワー・デックス(原題:Star Trek: Lower Decks)」が、2020年8月6日より米CBS局の配信サービス「CBS All Access」にて配信されることがわかった。メインビジュアルなども公開されている。
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Rarely going where no one has gone before. 🚀 Prepare to meet the crew of the U.S.S. Cerritos.✨ #StarTrekLowerDecks premieres Thursday, Aug. 6! pic.twitter.com/6kkHrHcS08
— CBS TV Studios (@CBSTVStudios) July 1, 2020
「スター・トレック:ロワー・デックス」は2380年の宇宙を舞台とする、“宇宙艦隊で一番どうでもいい船”であるU.S.S.セアリトス号のサポート・クルーたちの物語。少尉のマリナー、ボイムラー、ラザフォード、テンディの4人は、いかにもSF的な出来事に脅かされながらも、なんとか自分の責任を果たし、社会生活を送ろうとする……。「誰も行ったことのない場所にはほとんど行かない」(Rarely Going Where No One Has Gone Before)というキャッチコピーも秀逸だ。第1シーズンは1話30分の全10話構成で、米国では8月6日を皮切りに、毎週木曜日に新エピソードが追加される。
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原案・脚本・製作総指揮はアニメ「リック・アンド・モーティ」(2013-)のマイク・マクマハン。長年にわたる『スター・トレック』ファンで、SNSに「新スター・トレック」(1987-1994)の“フェイク・シーズン”のあらすじを投稿したところ、製作陣の目に留まり、実在しない第8シーズンのガイドブックを公式に執筆した経歴の持ち主だ。製作総指揮には「スター・トレック:ディスカバリー」(2017-)「スター・トレック:ピカード」(2020-)のアレックス・カーツマンらが名を連ねている。
声優陣には、マリナー役でNetflixドラマ「スペース・フォース」(2020)のタウニー・ニューサム、ボイムラー役で『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018)のジャック・クエイド、テンディ役で「マスター・オブ・ゼロ」(2015-2017)のノエル・ウェルズ、ラザフォード役で『運び屋』(2018)のユージン・コルデロら、映画・ドラマで活躍する顔ぶれが揃った。
アニメ「スター・トレック:ロワー・デックス(原題:Star Trek: Lower Decks)」は2020年8月6日より米国配信予定。さて、海外でも配信してもらえるかどうか……。
Source: Deadline