「ストレンジャー・シングス」マックス役、結末をまだ知らない ─ 「だからこそ脚本を読むのが楽しみ」

Netflix製作による大ヒットSFホラードラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016‐)は、シーズン5をもってファイナルを迎えることが決定済みだ。キャストの中には、ラストで自分のキャラクターに何が起きるのか知っている人もいるようだが、セイディー・シンクは自身が演じるマックスの結末を知らないと明かしている。
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4までの内容に触れています。

これまでに本シリーズでは、メインキャラクターのウィルとジョナサンの母親であるジョイスの恋人ボブが、シーズン2でモンスターに惨殺され、シーズン3ではマックスの義兄であるビリーが、マックスたちを守るために自ら犠牲となり帰らぬ人に。物語において重要な意味を成す、比較的大きなキャラクターが命を落としているため、ファイナルシーズンでは誰が同じ運命を辿ってもおかしくない。
2022年5月にはホッパー役のデヴィッド・ハーバーが、役作りのために自分のキャラクターに何が起きるのか知っておく必要があると主張し、クリエイターのダファー兄弟を問い詰め、ホッパーの結末を教えてもらったと明かしていた。
その発言を受け、米Varietyのインタビューにて「マックスの物語の終わりを知っていますか?」と尋ねられたシンクが、「いいえ」と回答。「でも、(役作りのために必要だという)そのセリフは使うべきかもしれませんね!」と言いながらも、「彼女のストーリーがどうなるか知らないまま、脚本を読んで驚くのが好きなんです。マックス自身が、自分に何が起きるのか知りませんから」とコメント。サプライズを取っておきたい様子のシンクは、「知らない方がいいですよね?どんな結末へ向かっているのか本当に全く分からないので、だからこそ脚本を読むのが楽しみなんです!」と答えている。
どうやら、自分が演じるキャラクターの結末に関するシンクとハーバーのアプローチは真逆のようだが、それは俳優によって、それぞれ役作りの仕方が異なる所以だろう。ちなみに、ハーバーはダファー兄弟から聞き出したホッパーの運命について、「どうなるかはわかっています。それはとても感動的で、とても美しいものなんです」と、多くを明かさずに説明している。
なお、シーズン5ではメインキャラクターが迎える運命だけでなく、「裏側の世界は誰が作り出したのか?」という、シリーズ最大の疑問に対する答えが出ることも期待されている。
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」はシーズン1~3&シーズン4Vol.1が配信中。Vol.2が7月1日(金)に独占配信スタート。
▼ ストレンジャー・シングスの記事
「ストレンジャー・シングス」最後のシーン撮影「まるで感情の二日酔い」とマイク役フィン・ウルフハード ─ 「満足、混乱、悲しいけどすごく幸せ」 どんな感情だろう 「ストレンジャー・シングス」最終日に泣きすぎてセイディー・シンクは目がパンパンに腫れる ─ 「とんでもなく腫れた」 「あんなに腫れたの初めて」 「ストレンジャー・シングス」ヴェクナ役、もう悪役やりたくない ─ 「だって精神的にぶっ壊れるから、マジで」 「本気で言ってます」 「ストレンジャー・シングス」最終シーズンが順調、予定通り2025年配信へ ─ 「予定より前倒しで進んでいる」 ただいまVFX作業中 「ストレンジャー・シングス」ダファー兄弟の新作は「老人ホーム版ストレンジャー・シングス」? ─ 「自転車じゃなくてゴルフカートに乗るんです」 豪華キャストにも注目ですよ
Source:Variety