「ストレンジャー・シングス」ヴェクナ役、ウィルとは「解決していない問題があると思う」─ ファイナルシーズンで激突なるか

Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界4」では、“裏側の世界”を支配する史上最大級の脅威が登場した。その正体であるヴェクナとしてキャスティングされたジェイミー・キャンベル・バウアーは、ウィル・バイヤーズとの展開を希望している。
この記事には、「ストレンジャー・シングス」のネタバレが含まれています。

6年に渡り物語が紡がれてきた「ストレンジャー・シングス」は、まさしく佳境を迎えているところだ。シーズン4のラストでは、“裏側の世界”による“表側の世界”の侵略が始まったところで幕を閉じた。ヴィランであるヴェクナもまた、イレブンことエルの超能力により致命傷を負わせられるも完全に消滅したわけではない。ホーキンスは今、かつてないほどの危機的状況に晒されている。シーズン4を終えたいま、残すところフィナーレとなるシーズン5のみとなったわけだが、そこでヴェクナとエルをはじめとする主人公たちの最終決戦が描かれることになりそうだ。
最終章で子どもたちを再び恐怖の底に突き落とすことになるヴェクナ。そんな闇の魔術師役を演じているジェイミー・キャンベル・バウアーは、シーズン5で「ヴェクナとウィルの物語を観てみたいです」と、ポッドキャスト「Happy Sad Confused」にて語っている。「ふたりの間には解決していない問題があると思いますから」と説明を続けているが、シーズン4ではヴェクナとウィルの直接的な関係性が描かれることはなかった。
しかし、シーズン4のラストではウィルがヴェクナとの繋がりを示唆する言葉を仲間に打ち明けていた。「ヴェクナは生きてる。あいつを感じる。ホーキンスにいると分かるんだ。確かに傷ついてるけど、まだ生きてるよ。あいつの正体が分かって不思議な感じだけど、あいつが何をどう考えるか、今でも覚えてる。絶対に諦めたりしないよ。あらゆる命を奪い尽くすまで止まらない。殺さなきゃ」と。

そもそもウィルといえば、シーズン1では裏側の世界へと拉致されて消息不明となり、シーズン2でもまた影の怪物に支配されるなど、裏側の世界との繋がりが強い人物として描かれてきた。そのことからファンの間では、ウィルを裏側の世界へと引き込んだ怪物こそが、ヴェクナだったのではないかと予想されているのだ。「僕自身もこのシリーズのファンなので、ネット上で色々と調べているんです。そこでヴェクナをシーズン1の時点で見ているのではないかと言っている方々もいるんです」と、バウアーは話す。ウィルのホラー展開にも関心を寄せており、シーズン5でヴェクナとウィルの恐怖の対決が実現するかもしれない。
なお、クリエイターのマット・ダファーは以前、「シーズン5ではウィルが大きな役割を担い、彼の旅に焦点を当てることになります。彼の成長ぶりを見ることができます」とも語っていた。ウィルがヴェクナを倒す鍵を握る存在として登場する可能性もあり得るだろう。

Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」はシーズン1~4は独占配信中。
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Source:Happy Sad Confused





























