「ストレンジャー・シングス」ヴェクナ役、真剣なシーンの撮影中にオシッコに行きたくなる ─ マックス役との場面、「待たせたくなかった」

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4のヴィラン、ヴェクナを演じたジェイミー・キャンベル・バウアーが、色々と笑ってしまう撮影の舞台裏エピソードを明かしている。なんと、真剣なシーンの撮影中にオシッコに行きたくなっていたのだという。
おどろおどろしい容姿のヴェクナ役に挑むにあたり、バウアーは7時間半に及ぶ特殊メイクを身体に纏いながら演じている。メイク中ずっと座りっぱなしのバウアー、途中でトイレに行きたくなる時もあるはず。これを見越して、ヴェクナスーツの下部には着脱を可能にするボタン装置が搭載され、トイレがしやすいデザインが設計された。
それならば撮影中のトイレ問題は解決かと思いきや、しっかり問題が発生していたらしい。米ラジオ番組で撮影当時を振り返ったバウアーは、「子どものとき、オシッコしたいけどひたすら我慢して、ついにもう限界まできて、“あ、ヤバい。さすがに行かなきゃ”ってなった時ありませんか」と切り出すや、ちょっぴり恥ずかしいエピソードを語り始めた。
「それが現場で一回だけあったんです。たしかマックスを演じたセイディー・シンクと撮影している時だったかな。それまで良い仕事をしていたんですけど、カメラも僕に向けられていた時に、マットとロスが“大丈夫?”って聞いてくださって。それで僕も“とんでもなくおしっこしたいんです”って言いました(笑)。し終わるのに15分くらいかかるので、皆を待たせたくなかったんですよ。」
ヴェクナといえば、とにかく見た目が怖い。バウアー扮するヴェクナとの1対1の演技に挑んだシンクも「ビビらないなんて無理な話です」と語っていた。イレブン役のミリー・ボビー・ブラウンに至っては、ヴェクナとのシーンの撮影中に泣き出してしまったという。そんなヴェクナを演じるバウアーも、張り詰めた雰囲気で行われている撮影中に「トイレに行きたい」と申し出るのは気が引けたのだろう。ヴェクナがトイレに行きたくてモジモジしていたと考えただけでシュールな状況だが、バウアーにとっては一刻を争う事態だったのだ。
ちなみにネット上ではかねてより、ヴェクナの姿をしたバウアーがスターバックスのアイスラテを飲んでいる写真が話題となっていた。実際に、この瞬間に遭遇したというエディ役のジョセフ・クインは「めちゃくちゃ面白い画でしたよ」と話している。
can’t talk rn, i’m becoming vecna.
[brought to life by barrie gower] pic.twitter.com/1EYf7wcjIy— Stranger Things (@Stranger_Things) June 15, 2022
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は独占配信中。
Source: SiriusXM,Deadline,Variety(1,2)