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『スター・トレック』第4作、故アントン・イェルチンの不在にゾーイ・サルダナが思いを明かす ─ 「心のなかで彼を生かし続ける」

Anton Yelchin アントン・イェルチン Zoe Saldana ゾーイ・サルダナ
Photo by Gabbo T https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Anton_Yelchin_TIFF_2015.jpg|Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Zoe_Saldana_(28584925641)_(cropped).jpg |Remixed by THE RIVER

2022年2月、ケルヴィン・タイムラインの『スター・トレック』シリーズ第4作(タイトル未定)が製作されることが、プロデューサーのJ・J・エイブラムズから発表された。カーク船長役のクリス・パインをはじめレギュラーキャストが揃って続投すると伝えられているものの、航海士チェコフを演じたアントン・イェルチンの不在で製作されることになる。このたび、第4作に復帰するウフーラ役のゾーイ・サルダナが、大切な仲間がいない中で行われる製作に抱く思いを語っている。

2016年、アントン・イェルチンは不遇の事故によりこの世を去った。イェルチンは第1作『スター・トレック』(2009)から第3作『スター・トレック BEYOND』(2016)まででエンタープライズ号の最年少クルーにして航海士を務めたチェコフを演じ、トレッキーからも愛されるキャラクター創造に貢献した。米Entertainment Tonightとの取材で、2022年後半に撮影が見込まれている『スター・トレック』第4作への思いを訊かれたウフーラ役のサルダナは、復帰に対して「ワクワクしています」と話す一方で、こうも語っている。

「ただ、ほろ苦い気持ちも当然あって。一緒にやるのは4回目だけれど、アントンが亡くなられたことで、私たちの一人がいないのですから。正直に言いますと、『スター・トレック』ファミリーを一緒に居続けさせることが、私たちの頭や心のなかで彼を生かし続けることができる方法なのだと思います。彼も(『スター・トレック』の)すごいファンでしたからね。」

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現時点で第4作に関して分かっていることは限られており、チェコフがどのようにして扱われるのかも不明。とはいえ、エンタープライズ号の航海士を担ったチェコフは、ミッションを進めていく上で欠かせない存在だった。

改めてサルダナは、亡きイェルチンを偲び、「彼はアーティストとしても献身的な方で、もちろん『スター・トレック』に対してもそうでした」と回顧。「だからこそ、仲間と一緒に皆で仕事をすることが大切になってくるでしょう」と第4作への意欲を語った。

第4作で監督を務めるのは、「ワンダヴィジョン」(2021)のマット・シャクマン。脚本は、『カオス・ウォーキング』(2021)リンジー・ビアーと『キャプテン・マーベル』(2019)ジェニーヴァ・ロバートソン=ドウォレットによる草稿を基に、 『アバター2(仮題)』のジョシュ・フリードマンと「ワンダヴィジョン」のキャメロン・スクワイアが執筆する。2023年12月22日、米公開予定。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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