クリス・パイン、『スター・トレック4』の進捗ナシと報告

敏腕クリエイター、J・J・エイブラムズによってリブートされた映画『スター・トレック』シリーズ。その4作目の進捗状況について、前3作にわたってジェームス・T・カーク役を演じたクリス・パインが残念な報告をしている。
これまでに紆余曲折を経てきた第4作については、2022年2月、米パラマウント・ピクチャーズがシリーズ最新作の製作を発表。パインをはじめとする主要キャストを再び迎え、2022年末に撮影開始を予定していた。ところが同年8月、メガホンを取るはずだったマット・シャックマンが、マーベル映画『ファンタスティック・フォー(原題)』のために監督を降板。当初予定されていた2023年12月22日の米国公開日が正式に撤回された。
2023年9月には、脚本開発に参加していたリンジー・アンダーソン・ビアーが、「(第4作は)まだ軌道に乗っています」と情報を明かしていたが、それ以降大きな動きは伝えられていない。
そんななか、米Comicbook.comの取材に応じたクリス・パインが、「『スター・トレック』に関する最新情報はありますか?」との質問に、「僕が知ってる限りではないね」と回答。「脚本を読んだりしましたか?」との問いには、「僕が?いいや、もちろんないよ」と簡潔に答えた。
一向に前進が感じられない映画シリーズに対し、ドラマ版は次々にユニバースが拡大中だ。「スター・トレック:ディスカバリー」(2017‐)から新たに始まったフランチャイズは、スピンオフ第1弾「スター・トレック:ピカード」(2020‐2023)、スピンオフ第2弾「Star Trek: Strange New Worlds(原題)」(2022‐)が誕生している。
ドラマのフランチャイズに負けじと、映画『スター・トレック』シリーズ第4作が本格的に始動することを願いたい。
Source:Comicbook.com