『スター・ウォーズ』ホラー企画が進行中 ─ 暗黒面の恐怖ジャンル確立なるか

『スター・ウォーズ』シリーズ初となるホラー企画が進行中であることがわかった。ドラマ「キャシアン・アンドー」のトニー・ギルロイが米Business Insiderで認めた。
「キャシアン・アンドー」では、『スター・ウォーズ』の銀河にスパイ・スリラーの要素を持ち込んだギルロイ。以前、雑誌のインタビューで「3カメのシットコムかホラー映画を『スター・ウォーズ』で見てみたい」と希望を述べていたことについて尋ねられると、ホラー企画についてはルーカスフィルムとディズニー内で「動いていると思いますよ。準備中だと思います」と認めた。
水面下で進行中というホラー企画が、映画になるのか、それともドラマシリーズになるのかは明らかにされていない。また、製作にギルロイが携わるのかどうかも不明だ。
ホラー企画としては『LEGO スター・ウォーズ/恐怖のハロウィーン』(2021)はあるが、実現すれば本編での本格的なものは本企画が初となる。『スター・ウォーズ』の世界では、ダークサイドや闇の神秘はまだ掘り下げる余地が十分ある。ドラマ「アコライト」はシス台頭を描く物語だったが、シリーズが打ち切りとなっており未練が残っている。
ちなみに過去には、『クワイエット・プレイス』(2018)の脚本家ブライアン・ウッズ&スコット・ベックが『スター・ウォーズ』新作企画に向けてルーカルフィルムと対面したことも明らかになっている。ただし当時、ウッズ&ベック側が「それは僕らのDNAじゃない。僕たちは次の『インディ・ジョーンズ』になりうる作品を生み出す方がいい」と、更なる話し合いに進む前に身を引いている。
アメリカではホラー映画のスマッシュヒット事例が続く。トレンドを取り入れれば、ルーカスフィルムも『スター・ウォーズ』に新たな潮流を作り出せるかもしれない。
▼『スター・ウォーズ』 の記事
セバスチャン・スタン、激似ルーク・スカイウォーカー役継承に謙虚「マーク・ハミルから仕事を奪うわけにはいかない」 ご本人と話すそう ネットでは見えない景色『スター・ウォーズ セレブレーション』には愛と熱狂があった 混沌はなく、調和がある 『スター・ウォーズ/シスの復讐』アナキンに殺された子役「セリフもらえたのは、僕が真っ先に手をあげたから」 「マスター・スカイウォーカー!」 【ネタバレ】『スター・ウォーズ』史上最もショッキングな「キャシアン・アンドー」S2第3話のシーン、ディズニーからは「何も言われなかった」 非常に重要なシーン 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』復活パルパティーン役、孫娘設定に「あの怪物もセックスをしていたということ?」質問に回答 死者の口が開いた!
Source:Business Insider