世界巡回展「スター・ウォーズ アイデンティティーズ」日本展が開催決定 ─ キャラクターと「フォース」を再発見・再認識する大規模展

『スター・ウォーズ』の世界を体感できる大規模な世界巡回展、「STAR WARS™ Identities: The Exhibition」(STAR WARS Identities)の日本展が、2019年8月8日(木)より2020年1月13日(月・祝)まで寺田倉庫 G1-5Fにて開催されることがわかった。チケットは2019年4月24日(水)正午より発売される。
「STAR WARS Identities」とは?
最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開を2019年12月に控える中、「STAR WARS Identities」はスター・ウォーズのキャラクターを新しい形で再発見・再認識できるエキシビションとして日本に上陸。カナダのX3プロダクションズがルーカスフィルムと共同開発・制作し、ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アートが所蔵する膨大なアーカイブ・コレクションを展示。2012 年にカナダ・モントリオールを皮切りに7か国 12 都市を巡回、累計約200万人を動員している。
来場者は展示を通して、スター・ウォーズの世界観だけでなく、人々を形成するアイデンティティーの科学を探求。「STAR WARS Identities」は「コレクション」「インタラクティブなクエスト」「科学的コンテンツ」の3本柱で構築され、スター・ウォーズのキャラクターをより深く理解することができる。また「What forces shape you?(自分を形成するフォースは何か?)」という問いに対して、来場者は会場内にある10のインタラクティブスペースにて答えを探る。問いに答えることで自分が選択したキャラクターのアイデンティティーを形成し、自身がスター・ウォーズの世界に存在した場合のキャラクターを創るという趣向だ。
200点以上のオリジナル・コレクション
会場には、ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アート所蔵の200点以上の膨大なオリジナル・コレクションから、小道具や模型、衣装、映画のオリジナルイラストを展示。オリジナル・トリロジー(1977-1983)、プリクエル・トリロジー(1999-2005)、アニメ「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)までが網羅された。ダース・ベイダー、R2-D2、チューバッカ、ボバ・フェット、ヨーダ、ミレニアム・ファルコンなどが幅広い世代の来場者を魅了する。
インタラクティブスペースでアイデンティティを探求
エキシビションでは、現実世界と独創的なスター・ウォーズの世界観との両方で人間を形成するアイデンティティの複雑な概念をひも解きます。スター・ウォーズの象徴的なキャラクターの開発に関するメイキング映像にも焦点を当てており、キャラクターがどのように現在の設定になったのかを解説し、制作過程によって全く別の設定に変容した様子も観ることができます。
インタラクティブスペースは、モントリオール・サイエンス・センターと科学アドバイザーの協力のもと、「キャラクターの起源」「キャラクターを形創った影響」「キャラクターが行った選択」のテーマで構成。各テーマを追うことで、人間を形成する10のアイデンティティを探求する。
- 「キャラクターの起源」/【種族】【遺伝子】【文化】をひも解く
- 「キャラクターを形創った影響」/【師弟】【仲間】【人生の出来事】をひも解く
- 「キャラクターが行った選択」/【活動】【性格】【価値観】をひも解く
会場内には10のインタラクティブスペースが設置されており、来場者が問いに答えると、その選択はスター・ウォーズの世界とリンクし、回答者の個性が反映されたキャラクターのアイデンティティが創り上げられる仕組みだ。「もしも自分がスター・ウォーズの世界に存在したら、どんなアイデンティティの持ち主なのか?」。パターンは全5千万通りで、創り上げたキャラクターは、最後に発行されるURLを通じて持ち帰ることもできる。