「スター・トレック」宇宙艦隊アカデミーの新作ドラマが正式決定 ─ 艦隊士官を目指す若者たちの青春と戦いを描く

「スター・トレック」シリーズの新作ドラマ「スター・トレック:スターフリート・アカデミー(原題)」が、米Paramount+にて正式にシリーズ発注されたことが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
本作は2022年2月に企画開発が報じられていた、宇宙艦隊の士官を養成する“宇宙艦隊アカデミー”を描く物語。希望とポジティブという同じ夢を求めて集まった若い士官候補生たちが、指導教官が厳しく見守る中、士官になるために必要なことを見出し、友情や激しいライバル関係、初恋、そしてアカデミーや惑星連邦そのものを脅かす新たな敵に立ち向かっていく──。
ショーランナーを務めるのは、「スター・トレック:ディスカバリー」(2017-)「スター・トレック:ピカード」(2020-)の共同クリエイターを務めてきたアレックス・カーツマンと、「ナンシー・ドリュー」(2019‐)のノガ・ランドー。ふたりはシリーズの正式発表にあたり、「宇宙艦隊アカデミーへの入学が許可されました!」との声明で喜びを伝えている。
「銀河を探検しよう! 運命を切り開きましょう! この一世紀以上で初めて、我々のキャンパスが再び開かれます。対象となるのは、16歳以上の地球人(あるいは同等年齢の種族)で、肉体や精神、魂の限界を超えることを夢見る者、そして友情や仲間意識、名誉、自分たちよりも大きな目的に対する献身に重きを置く者です。修了過程は厳しく、指導教官は各分野の第一人者で、合格者はかつてないほど多様な学生たちと肩を並べて学ぶことになります。今日私たちは、夢や目標、価値観を共有する全ての人に、先見性のある新世代の士官候補生に加わり、我々全員のために明るい未来を創造する第一歩を踏み出すことを奨励します。Ex astris, scientia!(星々から知識を:宇宙艦隊アカデミーのラテン語のモットー)」
なお、第1話(パイロット版)の脚本は「アブセンシア ~FBIの疑心~」(2017‐2020)のガイア・ヴィオロ。製作総指揮にはカーツマン&ランドー、ヴィオロのほか、「スター・トレック」シリーズでカーツマンとタッグを組んでいるアーロン・バイアーズ、ジェニー・ルメット、ロッド・ロッデンベリー、トレヴァー・ロスらも名を連ねる。
ドラマ「スター・トレック:スターフリート・アカデミー(原題)」は2024年に撮影開始予定。今後発表されるキャスティング情報にも注目したい。
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Source: Deadline