「スター・トレック」宇宙艦隊アカデミー描く新スピンオフが製作決定
「スター・トレック」のドラマユニバースは「スター・トレック:ディスカバリー」(2017-)を皮切りに、スピンオフ第1弾「スター・トレック:ピカード」(2020-)が製作され、続いて「Star Trek: Strange New Worlds(原題)」も待機中で大きく拡大中だ。そんなフランチャイズに、新スピンオフ「Star Trek: Starfleet Academy(原題)」が加わることが明らかとなった。
米Deadlineによると、「Starfleet Academy」では宇宙艦隊の士官を養成する「宇宙艦隊アカデミー」が舞台となり、同校の候補生が中心に描かれる。「スター・トレック:ディスカバリー」「スター・トレック:ピカード」で共同クリエイターを務めるアレックス・カーツマンのプロダクション会社Secret HideoutとCBS Studiosが製作を務め、「アブセンシア ~FBIの疑心~」(2017‐2020)で指揮を執ったガイア・ヴィオロが本企画に取り組んでいるとのこと。2023年中の製作開始が見込まれているという。
また、「スター・トレック:ディスカバリー」でミシェル・ヨーが演じたフィリッパ・ジョージャウを主人公にした新スピンオフ「Section 31(原題)」も進行中だと伝えられており、これに続くフランチャイズ作品が「Starfleet Academy」になるのではないかと見られている。
なお、サンフランシスコに所在する「宇宙艦隊アカデミー」へ入学するには、4日間にわたる選別試験に合格しなければならず、合格者は進学予備課程を6週間受講。この課程をパスした者のみが、晴れて正式に宇宙艦隊アカデミーの候補生として認められ、進学者は4年間にわたって将校士官になるために学ぶ。オリジナルの設定を引き継ぐなら、「Starfleet Academy」は他の「スター・トレック」シリーズとは異なり、地球で物語が展開されることになりそうだ。
「Star Trek: Starfleet Academy」は、米Paramount+で配信予定。
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Source:Deadline