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スティーヴン・キング、新作短編がNetflixにて映画化へ ─ iPhoneで死者の億万長者と繋がる少年の物語

スティーヴン・キング
CC BY 3.0 | Porter Square Books https://www.youtube.com/watch?v=3UjQPXQ7TKU

巨匠スティーヴン・キングの短編小説『Mr. Harrigan’s Phone(原題)』がNetflixにて映画化されることがわかった。製作は「glee/グリー」(2009-2015)「アメリカン・ホラー・ストーリー」(2011-)のライアン・マーフィー、『ハッピー・デス・デイ』シリーズなどで知られるジェイソン・ブラムが担当。米The Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。

原作『Mr. Harrigan’s Phone』は、2020年4月21日に米国で刊行されたばかりの短編集『If It Bleeds(原題)』に収録されている作品の一つ。小さな町に暮らす少年メインが、iPhoneを通じて近所に住む億万長者の老人ハリガンと仲良くなる。ある日、ハリガンは亡くなり、iPhoneと共に墓に埋葬されることに。ところが、メインはハリガンのiPhoneにボイスメールを残すことで、死後も互いに連絡可能ということに気付く……。

監督・脚本は、『しあわせの隠れ場所』(2009)『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(2017)などで知られるジョン・リー・ハンコックが務める。製作にはマーフィーとブラムの他、『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』(2015)『最後の追跡』(2016)のカーラ・ハッケンが就任。ブラムはキング著『ファイアスターター』(新潮文庫)の再映画化にも着手している。また、Netflixにとって本作は、『ジェラルドのゲーム』(2017)『1922』(2017)『イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-』(2019)に続く4度目のキング原作作品となる予定だ。

なお、同じく『If It Bleeds』に収録されている『Rat(原題)』はベン・ステイラー主演・監督で、『The Life of Chuck(原題)』はダーレン・アロノフスキーが製作で、それぞれ映画化される。『Rat』は、作家ドリュー・ラーソンが小説を完成させるために、ネズミと“ある取引”を交わすという物語。一方で、『The Life of Chuck』は、脳腫瘍によって39歳の若さでこの世を去ったチャールズ・クランツの不気味で、超自然の出来事に見舞われた人生が描かれる。

Source: The Hollywood Reporter , Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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