舞台「ストレンジャー・シングス」映像公開、シーズン5へのつながりを示唆

Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)の舞台版、『ストレンジャー・シングス:ザ・ファースト・シャドウ(原題:Stranger Things: The First Shadow)』のティザー映像が米公式Twitterで公開された。舞台版は前日譚という位置づけだが、「ストレンジャー・シングス」最終シーズンにつながる要素もありそうだ。
約1分の映像では、ブラウン管テレビに「ストレンジャー・シングス」シーズン1~4のさまざまなシーンが映し出され、やがて画面は砕け散る。すると赤い光が現れ、誰もいない劇場のステージを不気味に照らす。最後には、こんなメッセージが表示される。「『ストレンジャー・シングス』の物語の始まりは、次に起こる出来事への鍵を握っているかもしれない」。
舞台版の時代背景は、シーズン1の約25年前となる1959年。公式のあらすじは次の通りだ。「1959年のホーキンス。平凡な町で、心配事も平凡だ。若き日のジム・ホッパーの車はエンジンがかからず、ボブ・ニュービーの姉/妹は彼のラジオ番組を真面目に受け止めず、ジョイス・マルドナドはさっさと卒業して町から出たいと願っている。そこに新入生のヘンリー・クリールがやってきて、彼の家族は再出発がそれほど簡単ではないことに気づく……過去の影はとても長く続くのだ」。
#StrangerThingsOnStage will take you right back to the beginning of the Stranger Things story – and it might hold the key to what comes next… 🔥 pic.twitter.com/3y9waLiG9j
— Stranger Things (@Stranger_Things) July 5, 2023
脚本は、「ストレンジャー・シングス」の製作・脚本を務めるケイト・トレフリーが、シリーズのクリエイターであるダファー兄弟、トレフリー、『エノーラホームズの事件簿』シリーズのジャック・ソーンによるオリジナルストーリーを元に執筆。監督は、『リトル・ダンサー』(2000)『愛を読むひと』(2008)などで映画監督としても知られる演出家のスティーブン・ダルドリーが、ジャスティン・マーティンと共同で務める。
プロデューサーは、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を手がけるソニア・フリードマン・プロダクションとNetflix。ダファー兄弟はクリエイティブ・プロデューサーとして参加し、「ストレンジャー・シングス」製作総指揮を務めるショーン・レヴィの製作会社・21 Laps Entertainmentがアソシエイトプロデューサーを務める。キャスティングは、後日発表される予定だ。
『ストレンジャー・シングス:ザ・ファースト・シャドウ』は、イギリス・ロンドンのフェニックス・シアターで2023年11月17日(現地時間)より開幕。現時点で、イギリス以外の公演予定は発表されていない。
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