セガのゲーム『ベア・ナックル』が実写映画化へ ─ 『ジョン・ウィック』デレク・コルスタッドが脚本を担当

日本生まれの人気ゲームキャラクター“ソニック・ザ・ヘッジホッグ”を主人公にした映画『ソニック・ザ・ムービー』シリーズの成功を受け、セガが別のフランチャイズをビックスクリーンで展開することを発表。ビデオゲーム『ベア・ナックル』の実写版映画が製作されることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
1991年に、アメリカで家庭用ゲーム機「ジェネシス」で発売されたセガの『ベア・ナックル』はベルトスクロールアクションゲームで、犯罪組織と戦う元警官3人が主人公。日本では同年にメガドライブで発売された。デビュー以来、このゲームシリーズはXbox One、PlayStation 4、Nintendo Switchをはじめとする複数のゲーム・プラットフォームで続編を生み出した。フランチャイズの最新作となる『ベア・ナックルIV』は2020年2月に発売され、全世界で250万本以上を売り上げている。
その実写版映画で脚本を務めるのは、人気アクション映画『ジョン・ウィック』シリースでキャラクター創造・原案・脚本を務め、ボブ・オデンカークが主演したアクション映画『Mr.ノーバディ』(2021)で製作総指揮・脚本を担ったデルク・コルスタッド。スピーディーな激しいアクション描写を得意とするコルスタッドの参加に期待がかかる。
『ソニック・ザ・ムービー』シリーズのプロダクション会社dj2 Entertainmentと、デンゼル・ワシントン主演のアクション映画『イコライザー』シリーズを手がけたEscape Artistsが共同製作を担う。
なお、2022年初旬にdj2 EntertainmentはAmazonと総合契約を結んでおり、ビデオゲーム業界での功績を讃える授賞式The Game Awards 2021でゲーム・オブ・ザ・イヤーを獲得した『It Takes Two』のドラマ化、もしくは映画化も検討中だと報じられている。
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Source:Deadline