『トップガン マーヴェリック』Gの限界に耐えるトム・クルーズ、過酷すぎる飛行訓練に挑む ─ 特別映像が米公開
2022年5月に待望の日本上陸を果たす映画『トップガン マーヴェリック』より、主演のトム・クルーズや若手キャストが過酷な訓練に挑む特別映像が米国で公開された。
『トップガン マーヴェリック』は、青春スカイアクション『トップガン』(1986)から36年越しに製作された続編。トム演じるマーヴェリックは、血と汗と涙を流したトップガン養成学校に教官として帰還し、訓練生たちに戦闘機パイロットとしてのいろはを叩き込むことになる。
このたび公開された映像では、トム自らが設計したという飛行訓練カリキュラムに取り組むキャストの姿が映し出されている。一般の人間が生理的に耐えられる重力の限界は6Gと言われているが、映像のトムは7Gに耐えているようだ。その叫び声からは、過酷さがリアルにうかがえる。
映像では「続編に値するような特別な物語が見つからない限り、作れないと思っていました。そして、テクノロジーが戦闘機パイロットの経験をもっと深く掘り下げていけるまでに進化しない限りは」とトム。本作にかける思いを熱く語る。
その後の映像では、トムと並んで歩くユニフォーム姿の人物が何人か確認できるが、彼らは本作に出演する俳優たち。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが「飛行シークエンスは本物でなければいけませんでした。だから俳優たちは3ヶ月の厳しい訓練に耐えぬいたんです」と語るように、キャスト全員が過酷な訓練に喰らいついた。飛行に耐えるために行われた水中訓練からは臨場感が伝わってくる。
テーマ曲が流れる映像後半では、若手キャストたちが訓練を振り返り、ルースター役のマイルズ・テラーが「俳優がジェット機に乗り込むなんて誰もが無理だと思ってました」と参加前の心境を語れば、ペイバック役のジェイ・エリスは「今まで最高の経験でした。100%、訓練のおかげです」と大興奮。そんな彼らに、トムは「僕たちが成し遂げたことを誇りに思ってます。一人ひとりが並外れていましたよ」と先輩からのリスペクトを示した。こうして生み出された『トップガン マーヴェリック』の真価は、劇場でこそ最大限に発揮されることになるだろう。
映画『トップガン マーヴェリック』は、2022年5月27日(金)全国ロードショー。
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