「マット・デイモンがドリトスを食べ続けてどんどん太っていった」 ─ 『サバ―ビコン 仮面を被った街』ジョージ・クルーニー監督が証言

『オデッセイ』(2016)『ボーン・アイデンティティー』シリーズのマット・デイモン主演、『アリスのままで』(2015)のジュリアン・ムーア、『スター・ウォーズ』シリーズのオスカー・アイザックが出演する映画『サバービコン 仮面を被った街』(2018年5月4日より公開中)より、ジョージ・クルーニー監督のインタビュー映像が公開された。監督が明かす出演者の意外な素顔とは……?
「人間不信エンターテインメント」と銘打たれた『サバービコン 仮面を被った街』は、アメリカン・ドリームを体現したような理想的な街・サバービコンを舞台に起こる奇妙な出来事を描いた物語。
マット・デイモンに関して尋ねられた監督は「(マットが)意識高い系な感じで来るかと思えば、現場入りした当初から少し太り気味でした。撮影中もドリトスを山のように食べ続けたせいで、どんどん太っていくから面白かった」と明かす。

公私ともに交流のあるジュリアン・ムーアについては「すばらしい役者で25年来の知り合い。交友関係も近いし、イベントで会うことも多かった。『エデンより彼方に』で一緒に仕事もした。グラントも私もずっと起用したかった、実現できて楽しかったです」と述べている。
ジョージ・クルーニーの考えるユーモア、そして監督業

『サバービコン 仮面を被った街』はブラック・コメディ要素を取り入れた作品だ。クルーニー監督はユーモアについて以下のように持論を展開する。
「ユーモアは緊張感から生じるべきだと考えました。または暴力やばかばかしさからで、ジョークからじゃない。トーンが最重要だから難しいんです。」
また今作で6作品目となる監督業については、以下のように思いを語っている。
「映画を作って見る人に楽しんでもらう。途中で、他のことが話題になろうがなるまいが構わない。私の仕事は映画を作ることです。いつか好きなようには作れなくなるかもしれない。そういう業界なんです。望みどおりにできる間はそうさせてもらうし、状況が変われば、何か別のことをしますよ。」
映画『サバービコン 仮面を被った街』は、2018年5月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国の映画館で上映中。
『サバービコン 仮面を被った街』公式サイト:suburbicon.jp