「SUITS/スーツ」マイクの物語は「完璧な形で終わった」と俳優 ─ 再登場の可能性は

海外ドラマ「SUITS/スーツ」(2011-2019)の新シリーズ「Suits: L.A.(原題)」が2025年2月23日より米国で放送開始となる。本家からはハーヴィー役ガブリエル・マクトがゲスト出演するが、マイク役パトリック・J・アダムスの登場はいかに……。
米Colliderにて、「ガブリエルが出ることは本当に嬉しいですね。ファンが彼の出演をどれだけ喜ぶか知っていますから」と話したアダムス。「ファンが『SUITS』の新シリーズを楽しめること、少しでもハーヴィー・スペクターに会えることもすごく嬉しいです。最高です」と熱く語りながらも、自身の再演に対してはひとつの考えがあるようだ。
「いつか(オリジナルキャストの)誰かに出演依頼が来て、それが適切だと感じられたら、再演するかもしれませんね。でも本音を言うと、あのキャラクター(マイク)は、そのままにしておくのが一番だと思う。完璧な形で終わったと思います。」
以前、自身の再演についても前向きな姿勢を示していたアダムスだが、そのためにはキャラクターの再登場が「適切だと感じられる」という前提が必要のようだ。
もっとも、「SUITS」ユニバースの拡張には肯定的だ。「作品の世界観や、クリエイターであり『SUITS』の頭脳であるアーロン・コーシュの視点、そして彼の声が人々の心にこれっほど深く響く理由には大きな興味があります」といい、「『Suits: L.A.』の成功を心から願っています。僕達がオリジナル版で経験したような、充実した魔法のような時間を同じように経験できることを望みます」とも語った。
なお、ドナ役のサラ・ラファティとともに「SUITS/スーツ」を視聴するポッドキャストを開始したアダムスは、番組を通してファンとの「深い結びつき」を実感しているそう。一時はうつ状態になり、シリーズを降板したという過去もあるが、今では「あのような経験ができたこと、今それを振り返る機会を得られたことに感謝しています」とも話している。
「SUITS/スーツ」はニューヨークの大手法律事務所を舞台に、敏腕弁護士のハーヴィー(マクト)と天才青年マイク(アダムス)が様々な訴訟に挑む物語。シーズン9で完結後、2023年に米Netflixで配信が始まるや爆発的なヒットとなり、新たな弁護士テッド・ブラックを描くスピンオフ「Suits: L.A.」の製作が決定した。主演は「ARROW/アロー」(2012-2020)のスティーヴン・アメルで、ハーヴィー役のマクトは3エピソードに出演する。
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Source: Collider