映画『スーパーマリオブラザーズ』初画像が米公開 ─ マリオ役は『ジュラシック・ワールド』クリス・プラット

誰もが知る任天堂のスーパーヒーロー、マリオブラザーズの初のCGアニメ映画『The Super Mario Bros. Movie(原題)』より、初の画像が公開された。
Tune in at 1:05 p.m. PT on 10/6 for a #NintendoDirect: The Super Mario Bros. Movie presentation introducing the world premiere trailer for the upcoming film (no game information will be featured).
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— Nintendo of America (@NintendoAmerica) October 4, 2022
『ジュラシック・ワールド』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで知られるクリス・プラットがマリオ役の本国版声優を務める作品だ。
マリオの世界観がカラフルに再現された。ピーチ城らしき建物を望むマリオの表情こそ見えないものの、キノピオやプクプクなどのデザインはゲームにかなり忠実な印象。マリオのデザインも大きな改変なく再現されることが期待できる。
任天堂アメリカやクリス・プラットの発表によると、日本時間2022年10月7日(金)午前5時5分より、本作の初予告編を披露するプレゼンテーションが開催される。このイベントではゲーム関連の発表はなく、映画に限った紹介がなされるという。
スーパーマリオブラザーズ初の長編フルCGアニメを制作するのは『ミニオンズ』『怪盗グルー』『ペット』シリーズなど、子どもから大人まで夢中になって楽しめるアニメ作品で知られるイルミネーション。任天堂の代表取締役の宮本茂他、イルミネーションの創業者で代表兼任天堂社外取締役のクリス・メレダンドリらが製作に携わる。
アニメ映画の声優陣は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ジュラシック・ワールド』シリーズのクリス・プラットがマリオ役、『ミスター・ガラス』(2019)「クイーンズ・ギャンビット」(2020)のアニャ・テイラー=ジョイがピーチ姫役、『パシフィック・リム』シリーズのチャーリー・デイがルイージ役、『ジュマンジ』シリーズのジャック・ブラックがクッパ役、『ロング・ショット』(2019)のセス・ローゲンがドンキーコング役、『ザ・プレデター』(2018)のキーガン=マイケル・キーがキノピオ役、『レゴニンジャゴー ザ・ムービー』(2017)のフレッド・アーミセンがクランキーコング、「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」(2008-2020)ジャバ・ザ・ハット役のケビン・マイケル・リチャードソンがカメック役を担当。
本来マリオはイタリア人の設定だが、アメリカの人気俳優プラットが起用されたことについては賛否あった。プラットは「アップデートされた、マリオの世界で聴いたことのないものになっている」と、新たなマリオ像の確立に意気込んでいる。
『The Super Mario Bros. Movie(原題)』は2023年4月7日US公開、4月28日日本公開。