Menu
(0)

Search

『スーパーガール』ティザー公開 ─ 新DC『スーパーマン』に続く映画第2弾

https://x.com/JamesGunn/status/1945496226117431394

“空を見ろ(Look Up)”の次は……、“気をつけろ(Look Out)”? 新DCユニバース映画第2弾となる『スーパーガール(原題)』より、早速ティザーアートが公開された。映画は2026年6月26日にUS公開予定だ。

新シリーズ映画第1弾となる『スーパーマン』は2025年7月11日より大ヒット公開中。崩壊する故郷クリプト星から地球に送られたカル=エルが、スーパーマン/クラーク・ケントとして人類のために戦う英雄譚が描かれた。本記事時点までに世界累計興収は2.5億ドル超えで快調。キックオフ作品として幸先の良いスタートを切った。

シリーズ第2弾となるのは、スーパーマンのいとこのスーパーガール/カーラ・ゾー=エルを描く単独映画。この女性ヒーローは、メリッサ・ブノアがタイトルロールを演じた米CW局のドラマ「SUPERGIRL/スーパーガール」(2025-2021)や、映画『ザ・フラッシュ』(2023)のサッシャ・カジェもまだ記憶に新しい。

新スーパーガールを演じるのは「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」(2022-)シーズン1でレイニラ・ターガリエン王女の少女時代を演じて注目されたミリー・アルコック。ジェームズ・ガンが公開したティザーアートでは、コスチュームの上からベージュのトレンチコートを羽織り、ドリンクを啜っている。スーパーマンの標語となった「Look Up」の上からスプレーで「Look Out」と落書きしていることから、無鉄砲でヤンチャなキャラクターとして描かれることになりそうだ。

本作は当初『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー』と呼ばれていたが、『スーパーガール』に改題された。元のタイトルはは2022年に刊行されたトム・キングによるコミックと同名。原作コミックでスーパーガールは、いとこのスーパーマンの影から逃れられない生活から離れるために地球を去り、気の置けない相棒の犬、クリプトと共に銀河を旅する。その道中、父親を殺したイエロー・ヒルズのクレムに復讐を果たすため、旅に出ていたルーシーという名の少女と出会い、行動を共にすることになる。

スーパーガールの父親役をデヴィッド・クラムホルツ、母親役を『クルエラ』(2021)『コヴェナント/約束の救出』(2022)をエミリー・ビーチャムが演じるほか、イエロー・ヒルズのクレム役で、『リリーのすべて』(2015)『オールド・ガード』(2020)などのマティアス・スーナールツ、エイリアンの賞金稼ぎロボ役で『アクアマン』シリーズのジェイソン・モモア、ルーシー役でアニメシリーズ「リトルベイビーバム:ミュージックタイム」(2023-2024)にてメープル役の声を担当したイヴ・リドリーが出演する。

監督は『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)『ダム・マネー ウォール街を狙え!』(2023)などのクレイグ・ギレスピー。脚本は、2018年の短編映画『We Win(原題)』の脚本を担当し、女優としても活動してきたアナ・ノゲイラ、撮影監督は『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(2024)にて注目を集めた名匠ロブ・ハーディ。

第1弾『スーパーマン』ではDCスタジオ代表のジェームズ・ガンが自ら監督・脚本を手がけたが、この『スーパーガール』からは他者に任せることとなる。新DCユニバースのフランチャイズ展開力が真に試される一作になるとも言える。

映画『スーパーガール』は2026年6月26日に米国公開予定。

Writer

アバター画像
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から企画制作・執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly