新『スーパーマン』マントは撮影でもワイヤー仕込まず ─ 「立ち上がる時にどうしても踏んづけた」

新生DCユニバース『スーパーマン』の初予告編映像が公開された。全く新しくもあり、どこかリチャード・ドナー版のような懐かしさもある、新感覚の映像だ。
監督・脚本のジェームズ・ガンは、スーパーマンのコスチュームが原初持つ「馬鹿馬鹿しさ」を受け入れ、赤いパンツを採用し、カラーリングも明るいものとした。中でも象徴的となるのはそのマントだろう。スーパーマン役のデヴィッド・コレンスウェットの発言からすると、このマントは基本的に本物を使って撮影。形をよく見せるためのワイヤーも仕込んでいないという。
コレンスウェットは米Comicbook.comにて、コスチュームのお気に入りの部分について「マントの見た目が素晴らしいですね」と話し、「あれは本物のマントなんです。なぜなら、ワイヤーなどを仕込んだら、CG作業が必要になるから」と明かしている。
「マントがなかったら、カッコ良さが薄れると思います。あのマントがないと、スーツを着ていて、ダサく感じると思う」とコレンスウェット。赤いパンツは、あえてプロレスラーのような親しみやすさを表現するために採用したというが、確かにマントまで無くしてしまっては、滑稽に見えてしまったことだろう。
しかし、ワイヤーも仕込まずに布そのままの仕様とすると、実際には不自由することもあったはずだ。「唯一難しいのは、床から優雅に立ちあがろうとする時」と、コレンスウェットもこれを認めている。「どうしても踏んじゃって、破いてしまうからね」。
新『スーパーマン』は2025年夏、日本公開。
▼ 『スーパーマン』の記事
『スーパーマン』クラーク・ケントとロイス・レインは交際3ヶ月、「自分たちの将来に疑問」 微妙な関係だ…… スーパーマン報道とセクシュアリティ「僕を犠牲者として語るのはやめてほしい」マット・ボマーが意義 「僕は自分のキャリアを愛している」 『スーパーマン』スニークピーク映像が公開 ─ ジェームズ・ガンのユーモア炸裂、愛犬クリプトに運ばれ太陽エネルギーで治療へ ガン監督らしい 『スーパーマン』グリーン・ランタン/ガイ・ガードナー、ドラマ「ランタンズ」にも登場へ ─ ネイサン・フィリオン続投、「良いヤツではないし優しくもない」 つながりはじめた新DCU 米映画ファンが選ぶ2025年夏の期待映画、1位は『ジュラシック・ワールド/復活の大地』 ─ トップ10は超強力ラインナップ どれも必見です
Source:Comicbook.com