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『スーパーマン』スニークピーク映像が公開 ─ ジェームズ・ガンのユーモア炸裂、愛犬クリプトに運ばれ太陽エネルギーで治療へ

スーパーマン
(c) &TM DC(c)2025 WBEI        IMAX(R)is a registered trademark of IMAX Corporation.

ジェームズ・ガン監督による新生DC映画第1弾『スーパーマン』より、約4分のスニーク・ピーク映像が米シネマコンで解禁され、オンラインでも公開となった。

新スーパーマン/クラーク・ケントが猛スピードで氷雪地帯に落下する場面。息絶え絶えのスーパーマンが口笛を吹くと、スーパーパワーを持つ愛犬クリプトが駆けてくる。クリプトは飼い主スーパーマンを猛パワーで踏んづけたり足をひっぱたり。はしゃいでいるのか、元気づけようとしているのか……?

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「クリプト、連れて帰ってくれ……家に……」スーパーマンの命を受け、クリプトは彼のマントを引っ張って雪上を移動。すると向かう先から巨大な氷の塔「孤独の要塞」が出現。中で迎えたのは4体のロボットだ。満身創痍で運ばれるスーパーマンが「ありがとう」と礼を述べるが、ロボットの一体からは冷淡な答え。「お礼を言う必要はありませんよ。私たちには意味がないことですから。私たちには何の意識もありません。単に奉仕するためのオートマトンに過ぎませんから。12番をご紹介します。新入りです」。「わぁ、見てくれた!」

治療室に運ばれたスーパーマンは、黄色い太陽光を浴びて絶叫。スーパーマンといえば、太陽エネルギーを力の源とすることで知られる。

身近な映像ながら、ジェームズ・ガンらしいオフビートなユーモアがよく感じ取れる内容。本作は新生DCユニバースの出先を占う、ワーナー・ブラザースやDCスタジオにとっての重要な勝負作だ。

新たにスーパーマン/クラーク・ケントを演じるのはデイビッド・コレンスウェット(『ツイスターズ』、「ハリウッド」)。無敵なヒーローとしてのスーパーマンと、正体を隠すため大手メディア「デイリー・プラネット」で新聞記者として平凡に働くクラーク・ケント、全く異なる2つのキャラクターを演じ分ける。

スーパーマンの正体を知る恋人であり、同じくデイリー・プラネット社で働くロイス・レインを演じるのはレイチェル・ブロズナハン(「ハウス・オブ・カード 野望の階段」、「マーベラス・ミセス・メイゼル」)。スーパーマンに”正しさ”を示す道標として彼を献身的に支えながらも、日々試行錯誤し葛藤する様子を熱演する。

スーパーマンの最大の宿敵であり、最高の頭脳を持った天才大富豪レックス・ルーサーを演じるのはニコラス・ホルト(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)。彼はスーパーマンを地球にとって危険な存在であると考え、対抗心を燃やしている。自力で億万長者となり、その巨万の富でハイテク兵器と武器の開発を進め、スーパーマンを打ち倒すべく、その時を待っている。

映画『スーパーマン』は2025年7月11日、日本公開。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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