『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』新作映画が発表 ─ 2026年4月全世界公開、宮本茂「マリオらしい世界をさらに広げる」

大ヒット映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023)に続く新作映画が2026年4月3日にアメリカで公開されることがわかった。3月10日のマリオデーにあわせて発表された。
任天堂株式会社の代表取締役フェローを務める宮本茂は、同社の公式YouTubeチャンネルで公開された動画の中で、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でタッグを組んだ米イルミネーションとともに「スーパーマリオの新しい映画に取り組んでいます」と発表。続いて、イルミネーションCEOのクリス・メレダンドリも登場し、前作で監督を務めたアーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニックが続投することを伝えた。
パリにあるイルミネーションスタジオではアーティストたちが新作の作業に取り掛かっているといい、「絵コンテを描いたり、新しい舞台デザインを作成したりと忙しくしています」とメレダンドリは報告している。アニメーション制作もまもなくの開始を予定しているという。
米公開日の2026年4月3日には、世界中の多くの地域でも封切られることも発表。メレダンドリは「その他いくつかの地域では4月中に公開される予定」と伝えた。日本での公開日も待たれるところ。
再び動画に登場した宮本は、映画の更なる詳細については「手応えを感じられる段階になったらお知らせします」と話しながら、このようにも予告している。「今回はマリオらしい世界をさらに広げて、明るくて楽しい展開を考えていますので、楽しみにしてください」。
なお米Varietyによれば、新作映画には脚本のマシュー・フォーゲルも揃って続投するとのこと。前作同様に、全世界の配給は米ユニバーサル・ピクチャーズが担当するという。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は全世界で13億6,100万ドルを稼ぎ出し、2023年公開の映画で累計興行成績第2位という快挙を成し遂げた。米国版声優陣には、マリオ役にクリス・プラット、ルイージ役にチャーリー・デイ、ピーチ姫役にアニャ・テイラー=ジョイ、クッパ役にジャック・ブラック、ドンキー・コング役にセス・ローゲンと豪華俳優陣が起用されたことでも話題となった。“続編”という言葉が用いられなかった新作映画では主要キャラクター再登場も期待されるが、ひとまずは続報を待ちたいところ。
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Source:Variety,Box Office Mojo