ジェンセン・アクレス、「スーパーナチュラル」で一番イヤなスタントを明かす ─ 「あれは大失敗でした」

大ヒット超常現象ドラマ「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」(2005-2020)で主人公ディーン・ウィンチェスター役を演じたジェンセン・アクレスが、劇中で最も気に入らなかったアクション演出について明かしている。
米Men’s Healthの動画インタビューで“最も好きなスタント”を聞かれたアクレスは、「“最も嫌いなスタント”ならお答えできます」と苦笑し、シーズン13第23話『究極の選択』のラストシーンを挙げた。ディーンが大天使ミカエルの器となってルシファーと対峙し、空中で激しい戦いを繰り広げる場面だ。
「僕のキャラクターがルシファーと戦うのですが、地上で戦う代わりに空中戦にしたんです。あれは大失敗でした。僕らはただ操り人形に見えてしまった」と自虐的に振り返り、そのぎこちない動きを両手で表現してみせた。
実際、ディーン&ルシファーが空中を行き来しながら戦闘する同シーンは、ワイヤーによる吊り下げが目立ち、終始不自然な印象が否めない。二人の因縁の対決としては、やや残念な演出だったといえるかもしれない。
もっとも、15シーズンにわたって様々なスタントに挑んできたアクレスは「格闘、ワイヤーワーク、武器訓練、全部こなした」といい、スタント技術を本格的に身につけたようだ。シーズン15第4話『作家チャック、再び』では監督も務め、オープニングのアクション演出にも深く関与したという。
「当時公開されていた『ジョン・ウィック』シリーズから着想を得ました。マネした部分もあります。どうせなら最高の作品をマネるでしょ?」と語る通り、同シーンではキレのある格闘とスタイリッシュなガンアクションを披露している。“大失敗”だった空中戦も、彼にとっては大きな学びになったのかもしれない。
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Source: Men’s Health