「スーパーナチュラル」復活企画、サム役が本気でやりたいコメント ─ 「どんな形でも構わない」

2020年にシーズン15で完結を迎えた、大ヒット海外ドラマ「スーパーナチュラル」。シリーズ復活企画の実現について、サム・ウィンチェスター役のジャレッド・パダレッキが改めて前向きに語っている。
「スーパーナチュラル」新企画の話が浮上したのは、2023年11月のこと。ファンコンベンションにてパダレッキが「また一緒に何かやれたらいいね」と語り、サム役のジェンセン・アクレスも「期待していてください。いくつかの話し合いが行われています」とシリーズ復活の可能性を示唆していた。しかしその後、米放送局CWの幹部がこれを否定。「いかなる話し合いも行われていない」と明言していた。
このたび米Colliderの取材に応じたパダレッキは、再び「スパナチュ」リユニオンの可能性に言及。企画に対する「自分の答えはイエスです」と前向きな姿勢を示し、実現するには「タイミングとスケジュール」が重要だとした。パダレッキもアクレスも「15年間一緒にやってきた番組に強い思い入れがある」ため、やるなら全力を注ぎたいと考えているためだ。
「ただコンテンツを増やすためだけに、“6月に2週間の休みがあるから、1日で10ページ分撮影しよう”なんて形でやりたくありません。もし『スーパーナチュラル』が復活したら、それは愛の結晶になるし、できるだけ正史、ファンダム、ストーリー、登場人物に忠実なものにするために、1時間でも多くの時間を費やすつもりです。」
また、パダレッキはすでに複数のアイデアが浮かんでいるものの、「放送媒体については考えていない」とのこと。テレビシリーズや映画などの形式を問わず、良いストーリーを世に出すことを重要視しているという。
「僕は、自分が大切に思うストーリーについて考えています。もしジェンセンと僕が、サム&ディーンをどこに再登場させるか話し合ったとします。僕らが “このアークが好きで、この結末が好き”と決めたら、それで進めるだけです。映画化でも素晴らしいし、リミテッド・シリーズ化でも素晴らしい。Amazonで買えるようなフリップブック(パラパラ漫画)でも良いですね。現時点では『スーパーナチュラル』をとても大切に思っているので、ストーリーが良ければ、どんな形で世に出ようが構いません。」
CWで放送される可能性は低そうだが、「スパナチュ」復活企画がまだ生きているというのは嬉しいニュースだ。現在パダレッキは主演ドラマ「ウォーカー」、アクレスはAmazonドラマ「ザ・ボーイズ」などへの出演で多忙を極めているため実現は先になりそうだが、いつか再びサム&ディーンを見られることに期待したい。
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Source:Collider