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『スター・ウォーズ バトルフロント2』ロングトレーラーが遂に公開!新たに導入されるシングルプレイヤーキャンペーンの最新情報を総まとめ!

去る4月13日(木)から16日(日)までの4日間、アメリカはフロリダ州、オーランドにて開催されていた、『スター・ウォーズ』の公式ファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション オーランド 2017」において、先日、30秒のアナウンス映像が流出し話題となった、エレクトロニック・アーツ(EA)が贈るアクションシューティング・ゲームの続編『スター・ウォーズ バトルフロント2(原題:Star Wars Battlefront II)』がついに正式発表された。前作には搭載されなかった待望のキャンペーンモードを収録した約2分間のロングトレーラーも公開され、PS4/XboxOne/PC向けに全世界で11月17日に同時発売されることが明らかとなった。

満を持して公開された最新映像には、スター・ウォーズの正史(カノン)となる新たなストーリーを描いた待望のキャンペーンモードが存分に収められており、『エピソード6/ジェダイの帰還』直後から『フォースの覚醒』直前までの約30年間を範囲に、帝国側の視点による復讐の物語が描かれるようだ。本作にはマルチプレイを含む幾つかのモードが搭載されるが、今回は映画シリーズとの関連も気になるシングルキャンペーンを中心に、その興味深いディテールをお届けしよう。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=2hhEdxiZ7_8?ecver=1&w=1280&h=720]

知られざる空白の30年を描いた女性帝国兵の壮絶なストーリー

『エピソード6/ジェダイの帰還』で第2デス・スターが爆破された直後から始まるシングルキャンペーンでは、『フォースの覚醒』におけるファースト・オーダーの台頭、スター・キラー基地の開発に至るまでの、知られざる空白の30年を帝国側の視点で描いている。前作には実装されることのなかった本モードは、まだ誰も知らない“ある兵士の物語”として描かれるという。ストーリーは“スター・ウォーズ”シリーズの新たなる正史(カノン)として扱われ、プレイヤーは銀河帝国のエリート精鋭部隊“インフェルノ・スクワッド”を率いる女士官のアイデン・ヴェルシオ(Iden Versio)として、数々のミッションを体験していく。

“スター・ウォーズ”サーガに初めて登場する惑星“バルドス(Vardos)”で生まれ育ったアイデンは、銀河帝国軍の提督を務める父と、プロパガンダポスターを手掛けるアーティストの母との間に生まれ、銀河帝国の士官を目指して、人生の全てを訓練に費やしてきた。“Lucasfilm”の監修によって作られた新たな惑星バルドスは、帝国のビジョンを体現したかのような、まさに理想郷とも呼べる惑星であり、帝国の巨大な基地などが置かれた巨大都市として描かれる。

http://www.polygon.com/2017/4/15/15312904/star-wars-battlefront-2-single-player-story-campaign-details-dice-ea-motive
http://www.polygon.com/2017/4/15/15312904/star-wars-battlefront-2-single-player-story-campaign-details-dice-ea-motive

また、アイデンが率いる“インフェルノ・スクワッド”は、“THEファイターパイロットと特殊部隊のハイブリッド集団”で、陸上戦のほかにも宇宙・空中戦、破壊活動や潜入を含むさまざまなシチュエーションに対応可能な、まさにエリートと呼称するに相応しい、最強の精鋭部隊だとのこと。トレーラーの冒頭、22秒あたりに登場するレイダー級コルベットは“コルバス(Corvus)”と呼ばれ、アイデンを含む“インフェルノ・スクワッド”の分隊メンバーが搭乗する。また、アイデンは『スター・ウォーズ 反乱者たち』にも登場したID9シーカー・ドロイド(トレーラーの18秒付近では背中から展開する様子が見て取れる)を従えており、ゲーム内では敵を感電死させたりなどのサポート的な役割を果たすという。

第2デス・スターが反乱同盟軍によって破壊された時、エンドアの地上で作戦を展開していたアイデンらは、デス・スターが一瞬にしてはじけ飛ぶ光景をエンドアの森の中から目の当たりにしていた。彼らは、銀河の秩序と平和を脅かすテロリストの反乱軍に対し、強い復讐を誓った…。というのが大筋のストーリーラインだ。主人公・アイデンの“パフォーマンス・キャプチャ”および“ボイスアクト”は、人気ドラマ『トゥルーブラッド』のルナや『ARROW/アロー』のマッケナ・ホール、『スリーピー・ホロウ』のダイアナ・トーマス役などで知られる女優のジャニナ・ガヴァンカーが担当する。

http://www.polygon.com/2017/4/15/15312904/star-wars-battlefront-2-single-player-story-campaign-details-dice-ea-motive
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基本的なストーリーは帝国側の視点で進んでいくようだが、ある一部のミッションでは反乱同盟軍の視点も交えつつ描かれる予定で、時にはルーク・スカイウォーカーやカイロ・レンなどのヒーロー/ヴィランを操作する場面もあるとのことだ。トレーラーの1分20秒あたりにはR2-D2を従えた若きルーク・スカイウォーカーと、彼にブラスターを向けるアイデンらしき人物が確認できる。さらに、ルーク・スカイウォーカーが『フォースの覚醒』で惑星アク・トゥに隠棲するに至った経緯や、空白の30年でルークの身に一体何が起きたのかなど、映画シリーズに関連する重要なストーリーも述べられるとのこと。

“エンドアの戦い”以降を描いた本作では、既にダース・シディアス(パルパティーン)は死亡しているが、この物語のカギとなる重要な人物として再び登場するようだ。皇帝が彼の死後もそのビジョンと信念を後世に引き継がせるため、緊急時の対応策を秘密裡に用意していた。ロイヤル・ガードのような赤い外套をまとったセンチネル・ドロイド(トレーラーの1分16秒付近に登場)に予めメッセージを残しており、顔のフェイスプレートには皇帝のホログラムが映し出される。アイデンがこのドロイドと接触する場面もトレーラーには収録されている。

また、本作の開発体制は4つの異なるスタジオが結集するというかなり大規模なものになっており、待望のキャンペーンモードを開発するのは、『アサシンクリード』シリーズを成功に導いたジェイド・レイモンド氏が率いるEA傘下の新スタジオ“Motive Studios”と、我らが“Lucasfilm”が緊密に連携しながら共同で開発している。加えて、“インフェルノ・スクワッド”に関する前日譚を描いたノベライズ作品『Star Wars Battlefront II: Inferno Squad(原題)』のリリースも合わせて発表。発売は7月25日を予定している(日本発売は未定)。

『スター・ウォーズ バトルフロント2』は、2017年11月17日にPS4/XboxOne/PC向けに全世界で同時リリース。多数の特典を同梱する『スター・ウォーズ バトルフロント2:エリート・トルーパー・デラックスエディション』予約者は11月14日から先行プレイが楽しめるほか、EAの定額サービスEA Access/Origin Access加入者は11月9日から先行プレイトライアルが開放されるとのことだ。

Source:https://www.ea.com/ja-jp/games/starwars/battlefront/battlefront-2
http://www.polygon.com/2017/4/15/15312904/star-wars-battlefront-2-single-player-story-campaign-details-dice-ea-motive
http://www.gameinformer.com/games/star_wars_battlefront_ii/b/playstation4/archive/2017/04/15/first-details-for-the-campaign-and-multiplayer.aspx
http://www.eurogamer.net/articles/2017-04-15-star-wars-battlefront-2-campaign-will-take-players-to-the-dark-side
Eyecatch Image:http://www.polygon.com/2017/4/15/15312904/star-wars-battlefront-2-single-player-story-campaign-details-dice-ea-motive

Writer

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Hayato Otsuki

1993年5月生まれ、北海道札幌市出身。ライター、編集者。2016年にライター業をスタートし、現在はコラム、映画評などを様々なメディアに寄稿。作り手のメッセージを俯瞰的に読み取ることで、その作品本来の意図を鋭く分析、解説する。執筆媒体は「THE RIVER」「映画board」など。得意分野はアクション、ファンタジー。