『スター・ウォーズ』ジェダイの始まりを描く新作映画に「ハウス・オブ・カード」「キャシアン・アンドー」脚本家が就任

『スター・ウォーズ』新作映画として『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)『LOGAN/ローガン』(2017)のジェームズ・マンゴールド監督が準備中の映画『Star Wars:Dawn of the Jedi(原題)』で、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(2013 – 2018)「キャシアン・アンドー」(2022)などのボー・ウィリモンが脚本を務めることがわかった。米The Hollywood Reporterが伝えた。

この新作のワーキングタイトルは『Star Wars:Dawn of the Jedi』。時代設定は旧3部作の25,000年前。フォースを操る最初のジェダイについての物語を描くもので、フォース誕生が『ベン・ハー』や『十戒』のように描写される。そのほか、キャストやキャラクターなどの詳細はわかっていない。
脚本に就任したボー・ウィリモンは、重厚な政治ドラマ「ハウス・オブ・カード」で製作や脚本を務め成功させた後、『スター・ウォーズ』の実写ドラマ「キャシアン・アンドー」(2022)脚本でも硬派な世界観を紡いだ。映画作品としては『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(2018)などを手掛けている。『ベン・ハー』『十戒』調になるらしいジェダイ起源物語で、ウィリモンの政治的な含みあるストーリーテリングがいかに機能するかがポイントだ。
公開日は不明だが、すでに伝えられている3つの公開日スロット 2026年5月22日、2026年12月18日、2027年12月17日のうち、最初の2026年5月に『マンダロリアン&グローグー』が投入されることが判明したばかり。次に製作が動くのはレイ主役の『スカイウォーカーの夜明け』(2019)続編になると予想されるので、『Dawn of the Jedi』は2027年になる可能性が高いだろう。
少し気が早いが、『Star Wars:Dawn of the Jedi』の原題がどのような邦題になるかも考えてみよう。“Dawn”は“夜明け”という意味だが、この日本語は既に『スカイウォーカーの夜明け(Rise of Skywalker)』に使用されている。
参考となるのはDC映画『Batman v Superman: Dawn of Justice』で、ワーナー・ブラザースは“Dawn”を“誕生”と訳し、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の邦題を与えている。さて、『Dawn of the Jedi』公開の“暁”には、どのような邦題となるだろう。もっとも、『Dawn of the Jedi』はワーキングタイトルとされているので、今後変更になることも考えられる。
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Source:The Hollywood Reporter