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『スター・ウォーズ』グリーヴァス将軍の正体はダース・モールだったという案をルーカスが検討していた?

スター・ウォーズ グリーヴァス将軍
© Lucasfilm Ltd & TM. 写真:ゼータイメージ

グリーヴァス将軍といえば、ダース・モール、ドゥークー伯爵に続いて登場した、『スター・ウォーズ』新3部作の名悪役だ。2Dアニメ版の元祖「クローン大戦」(2003-2005)で初登場し、『エピソード3/シスの復讐』(2005)でスクリーンデビューを果たした。4本のライトセーバーを順番に起動させた姿には、興奮と恐怖の衝撃を喰らった人も多いのではないだろうか。

そんなサイボーグ戦士の正体について、なんと“復活したダース・モール”という案が製作当初にあったというのだ。実際にモールが再登場したのは、アニメ「クローン・ウォーズ」(2008-2020)のシーズン5。それより数年も前に、復活案が検討されていたということになる。

アニメ・シリーズの脚本や製作を務めたヘンリー・ギルロイが米/Filmに語ったところによると、このアイデアは『エピソード3』に携わっていたコンセプトアーティストたちが、ジョージ・ルーカス監督に提案していたものだそう。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

「グリーヴァスの正体は装甲に覆われたダース・モール、という案をジョージ(・ルーカス)が検討していたんです。あり得ますよね。体を真っ二つにされたので、ロボットか何かの体になっているという訳です。結局、グリーヴァスは独自のキャラクターとなり、私もそうなってよかったと思っています。ですが、コンセプトアートの担当者が、ジョージを説得しかけていたっていう事実が面白いですよね。」

最終的にアニメシリーズの「クローン・ウォーズ」で復活を遂げたモール。ただ、映画作品では復活の過程が全く扱われていないため、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)での突然のスクリーン再登場に多くのファンが困惑することとなった。また、今回のテーマとなっているグリーヴァスが、モールとライトセーバーを交えた話もあまり知られていないのではないだろうか。

“夢の対決”が描かれたのは、コミック『スター・ウォーズ:ダース・モール ダソミアの後継者』。「クローン・ウォーズ」シーズン5でダース・シディアスに敗北したモールが脱獄し、追ってきたグリーヴァス将軍率いるドロイド軍と、モール率いる犯罪シンジケート軍が大激突するという壮大なストーリーが展開される。勝敗の行方は、ぜひ実際にコミックを手に取って確かめていただきたい。

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Red 4

「クローン・ウォーズ」が心のふるさとなスター・ウォーズオタク。クスッと笑えたり、へーと思ってもらえるような記事を目指してライター修行中。

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