『スター・ウォーズ』世界と統計データをインフォグラフィックで表現 ─ 意外と知らないトリビア満載、前代未聞のファンブックが発売決定

こんな『スター・ウォーズ』本、見たことがない…!
『スター・ウォーズ』の世界をインフォグラフィックで表現した、前代未聞の一冊『スター・ウォーズ スーパーグラフィック インフォグラフィックで旅する はるかかなたの銀河系』が、2019年6月26日(水)に発売される。
インフォグラフィックとは、統計とデザインを駆使し、情報やデータを視覚的に伝える手法のこと。本書では『エピソード4/新たなる希望』(1977)から『フォースの覚醒』(2016)までに登場したキャラクターや出来事、セリフ、演出などにまつわる基礎知識やトリビアを、“一目で見てわかる”鮮やかなビジュアルで楽しむことができる。
「惑星の配置ってどうなってるの?」「おなじみのワイプ演出、どのパターンがどれくらい使われている?」「名ゼリフ“嫌な予感がする”、実際どれくらい深刻な状況だった?」。知ってるようで知らない情報、盲点だったトリビアや、「何もそんなことをわざわざ視覚化しなくても…」と笑ってしまう小ネタまで、合計97個のインフォグラフィックが収録された充実のフルカラー176ページだ。
著者は熱心な『スター・ウォーズ』ファンであるデザイナーのティム・レオン。『第9地区』(2009)のニール・ブロムカンプ監督も「統計とSF。相容れないはずの2つの世界が、ここまで見事に合体したものは見たことがない」と絶賛した話題書がついに日本語で登場する。
収録されているインフォグラフィックの例
さほど悪くない状況/かなり深刻な状況
『スター・ウォーズ』ではおなじみの台詞「嫌な予感がする」。各エピソードの「嫌な予感」の場面を抜き出すとともに、その台詞が発せられた状況の深刻度をインフォグラフィックで表現。
ルークの成長記録
『エピソード4/新たなる希望』の時点では、次々に巻き起こる状況を理解できずに質問ばかりだったルークも、エピソードを重ねるうちにジェダイとしての風格を身に着け、質問が減っていく。各エピソードの質問量とその内容をインフォグラフィック化。
ライトセーバーの所有者
フォースに感応して色が変わるカイバー・クリスタルという物質を内蔵しているために、ライトセーバーの色は所有者によって変わる。ライトセーバー所有者とその色をインフォグラフィックで表現。
ジェダイ最高評議会の席順
12名のジェダイ・マスターで構成される評議会の席順を各エピソード毎に整理したインフォグラフィック。ヨーダの隣にはいつも…?
スター・ウォーズ解体新書
『エピソード5/帝国の逆襲』(1980)でルークが片手を失ったように、数多くのキャラクターが戦いのなかで腕を切り落とされる。本インフォグラフィックでは各エピソードの「切断シーン」と切り落とされた腕をイラストで表現している。
侮辱同好会へようこそ 目で見る誹謗中傷の度合い
作中で辛辣な言葉を浴びせられる主要な6キャラクター(うち一人はミレニアム・ファルコン号)をピックアップ。どの言葉がどれくらいそのキャラクターを傷つけたのか、また侮辱したのは誰なのかをインフォグラフィック化。
シーン切り替えエフェクト全集
『スター・ウォーズ』ではシーンが切り替わる際に多様なワイプ処理がほどこされている。シーン切り替え時のワイプの回数をエピソード毎に集計するとともにそのバリエーションを図解している。
マスターと弟子の全相関図
作品に登場する多くのマスターの関係を、師弟関係はもちろん、誰が誰を殺害したかという関係も含めてインフォグラフィック化。
時間と空間
『スター・ウォーズ』の世界は映画だけではなく、テレビや小説、コミックなどの媒体でも展開されている。すべての作品を観終えるまでに必要な時間を、作品・媒体ごとに整理してインフォグラフィック化。当然ながら、テレビシリーズを制覇するのに一番時間がかかる。
『スター・ウォーズ スーパーグラフィック インフォグラフィックで旅する はるかかなたの銀河系』発売情報
書名 | 『スター・ウォーズ スーパーグラフィック インフォグラフィックで旅する はるかかなたの銀河系』 |
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著者 | ティム・レオン |
訳者 | 佐藤弥生・茂木靖枝 |
発売日 | 2019年06月26日(水) |
価格 | 本体 2,200円+税 |
ISBN | 978-4-8459-1824-9 |
出版社 | フィルムアート社 |
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