『スター・ウォーズ』新たな3部作、準備はまだ始まったばかり!『最後のジェダイ』監督が進捗を明かす

『スター・ウォーズ』シリーズを統括するルーカスフィルムは、シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の完成度と、その指揮者であるライアン・ジョンソン監督に全幅の信頼を置いているようだ。
『最後のジェダイ』の劇場公開に約1ヶ月さきがけて、2017年11月9日(現地時間)、同社は『スター・ウォーズ』の新たな3部作を製作すると発表したのである。ライアン監督は、その第1作の脚本・監督を務めることが決定した。
『最後のジェダイ』の公開が近づき、プロモーションが行われるということは、これから世界各国でライアン監督が『スター・ウォーズ』の新たな3部作についての質問攻めにされるということである。このたびメキシコで行われたファンイベントにて、監督はその「第1回目」の洗礼を受けたようだ。
新たな3部作、開発は「一番最初の段階」
このたび公開された映像に、ライアン監督に対するインタビュアーの質問は収録されていない。しかし監督の言葉には、次に手がけることになる『スター・ウォーズ』への思いがきちんと織り込まれていた。
「(作品について)理解しなければならないでしょうね。新しい3部作をどんな作品にするのかを考えはじめた、まだ一番最初の段階なんです。ただし言えることは、僕がすごくワクワクしているのは、この(『スター・ウォーズ』という)世界で、3本の映画という大きなキャンバスに新しい物語を描けるということ。ものすごい可能性がありますし、作るのが本当に楽しみですね。」
既報の通り、『スター・ウォーズ』の新たな3部作は、スカイウォーカー・サーガとは関係のない新たなキャラクターによる物語になるという。ライアン監督は『最後のジェダイ』にも新たなキャラクターや要素を多数取り入れているが、そうした能力もスタジオから評価されたということだろうか。
また、この発言で注目したいのは「3本の映画という大きなキャンバスに新しい物語を描ける」というくだりである。現時点で監督が3部作にどこまで関与するのかは明かされていないが、なんらかの形で2作目・3作目に携わる可能性は高そうだ。
もっともライアン監督は、『最後のジェダイ』の公開を控えて、とてつもなく忙しかったであろう数年間のラストスパートを迎えている。おそらく新たな3部作の準備は、この『最後のジェダイ』ラッシュが終わり、それから監督がしっかりと休暇を取ったあとに始まるのではないだろうか。第1作の劇場公開は『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開翌年である2020年、あるいは2021年以降になるとみられている。
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国ロードショー。
Source: https://screenrant.com/rian-johnson-star-wars-trilogy-script-details/
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/6855052782/ )