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DCドラマ「スワンプシング」米国版予告映像が公開 ─ 全10話に短縮、ワーナーが配信サービスを再検討との報道も

https://www.youtube.com/watch?v=V8TKZu5PbdA サムネイル

DCコミックス原作ドラマ「スワンプシング(邦題未定、原題:Swamp Thing)」の米国版予告映像が公開された。本作はワーナー・ブラザース&DCコミックスが米国で展開しているサブスクリプション・サービス「DC Universe」にて、2019年5月31日より配信開始予定だ。

コミックの世界で大きな支持を受けるアンチヒーロー、スワンプシングは1971年に誕生。ドラマ版のストーリーは、米疾病予防管理センターの女性研究者アビー・アルケインが、沼地に発生する危険なウイルスを調査するため故郷に戻ることから始まる。アビーは科学者のアレック・ホランドと絆を結ぶが、二人には悲劇的な別れが訪れるのだった。沼地の活用を目論む集団が現れる中、アビーは沼地に秘められた謎に迫っていく……。

「カルトホラー」とも称されるコミックの映像化にあたっては、製作総指揮にそうそうたるメンバーが集結。DC映画『アクアマン』(2018)を手がけたジェームズ・ワンをはじめ、第1話の監督も兼任するDCドラマ「LUCIFER/ルシファー」(2015-)などのレン・ワイズマン、ショーランナーを務める「Marvel デアデビル」(2015-2019)「死霊のはらわた リターンズ」(2015-2018)マーク・ヴァーヘイデン&『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)ゲイリー・ドーベルマンだ。

なお米国の報道によると、「スワンプシング」は全13話構成だったが、全10話への短縮が急遽決定したとのこと。米国の地方紙Star Newsによれば、短縮は2019年4月16日(米国時間)に決定され、キャストやスタッフに通告されたという。この決定に伴って、シリーズの結末が変更されるとの報道もある。

今回のシリーズ短縮については、ワーナー&DCが「DC Universe」の今後を再検討しているためだとも、あくまでクリエイティブ面での判断であるとも伝えられており、真相は不明。ただし出演者のひとりであるヴァージニア・マドセンはSNSを通じて「とても悲しい、ひどい決定です」とのコメントを発表し、なんらかのトラブルが発生していることを示唆した(この投稿はすぐに削除されている)。Star Newsは「スワンプシング」や「DC Universe」の今後はともに不明だと伝えている。

ただし予告映像の発表に際しても、ワーナー&DCは「スワンプシング」を2019年5月31日より配信するとの告知を変更していない。「DC Universe」ではドラマ「TITANS/タイタンズ」シーズン2が2019年秋より配信される予定(日本ではNetflix独占配信)だが、同サービスのオリジナル作品の今後も気になるところだ。

Source: Star News

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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