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『わたしは、ダニエル、ブレイク』ケン・ローチ監督最新作『家族を想うとき』海外版予告編 ─ 映画を通じてえぐり出す、現代の労働と家族

家族を想うとき
photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019 © Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2019

『わたしは、ダニエル・ブレイク』(2016)が第69回カンヌ国際映画祭のパルムドール(最高賞)に輝いた、ケン・ローチ監督の最新作『Sorry We Missed You(原題)』が、邦題『家族を想うとき』として、2019年12月13日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開されることが決定。このたび海外版予告編とメインビジュアルが到着した。


映画を通じて社会や市民生活を切り取り続けてきた名匠ケン・ローチ監督が、『わたしは、ダニエル・ブレイク』での引退宣言を撤回して手がけた本作で描いたのは、グローバル経済が加速する中で変わっていく人々の働き方と、時代の波に翻弄される「現代の家族の姿」。第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、世界中から絶賛を浴びた一作だ。

父リッキーは、マイホーム購入の夢をかなえるため、フランチャイズの宅配ドライバーとして独立。母アビーはパートタイムの介護士として、時間外まで1日中働いている。家族を幸せにするはずの仕事が、家族との時間を奪い、高校生の長男セブと小学生の娘のライザ・ジェーンは寂しい想いを募らせていった。そんな中、リッキーがある事件に巻き込まれてしまう……。

個人事業主とは名ばかりで、理不尽なシステムによる過酷な労働条件に振り回されながら、家族のために働き続ける父。そんな父を少しでも支えようと、互いを思いやりながら懸命に生き抜く母と子供たち。日本でも問題視されている労働問題と重なる社会背景のもと、失われつつある家族の絆に心を揺り動かされることだろう。

家族を想うとき
© Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2019

なお、2019年9月17日(火)22:00~22:30のNHK「クローズアップ現代+」では、ケン・ローチ監督と、『万引き家族』(2018)是枝裕和監督の対談を収めた「是枝裕和×ケン・ローチ “家族”と“社会”を語る」を放送予定。ロンドンでの対談では、ローチ監督を師と仰ぐ是枝監督の思いや、それぞれの演出へのこだわりなど、「不寛容な社会に映画ができること」をテーマに両監督が熱く語る。

[お知らせ]
記事初出時より、「クローズアップ現代+」の放送日、タイトルが変更となりました。

映画『家族を想うとき』は、2019年12月13日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

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THE RIVER編集部
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