『ジョジョ・ラビット』タイカ・ワイティティ、ドラマシリーズを手掛ける ─ 犯罪を犯す4人の若者を描くコメディ
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)『ジョジョ・ラビット』(2019)の監督、タイカ・ワイティティがドラマのパイロット版として手掛けた「レザベーション・ドッグス(原題:Reservation Dogs)」が、シリーズ化されることが正式決定した。シリーズ化として発注した米放送局「FX Networks」が公式発表している。
reservation dogs has officially been ordered to series. from co-creators sterlin harjo and @taikawaititi, it tells the comedic story of four native teenagers in rural oklahoma who spend their days committing crime… and fighting it. pic.twitter.com/mBwqTtoCcx
— FX Networks (@FXNetworks) December 22, 2020
「レザベーション・ドッグス」は、1話30分のコメディ。アメリカ・オクラハマ州の田舎町を舞台に、犯罪と戦いの日々を過ごす、ネイティブ・アメリカンである4人の若者たちの姿が描かれるという。犯罪というテーマや、作品のタイトル、そしてスーツ姿から、クエンティン・タランティーノ監督の代表作『レザボア・ドッグス』(1992)を彷彿とさせる。
パイロット版は、タイカ・ワイティティとスターリン・ハルジョが脚本を共同執筆。ネイティブ・アメリカンでもあるスターリン・ハルジョは監督も担当した。引き続き監督・脚本を2人が担うのかは定かでないが、報道によると、「ザ・ナイト・オブ」(2016)やドラマ版『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』のギャレット・バッシュと共に製作総指揮を務めるとのことだ。
ネイティブ・アメリカンの4人の若者役を演じるのは、デヴァリー・ジェイコブス、ポーリーナ・アレクシス、レーン・ファクター、ディ・ファラオ・ウーン・ア・タイ。ゲスト出演者には、『ドクター・スリープ』(2019)ザン・マクラーノン、『グリーンルーム』(2015)メイコン・ブレア、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)マシュー・カルダロープルらが名を連ねている。
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Source: Variety