テイク・ザットのミュージカル映画、 『ゴーン・ガール』ロザムンド・パイクら出演交渉中

ボーイズ・グループの先駆者としても知られるイギリスの人気ポップグループ、テイク・ザット(Take That)のミュージカルに基づく映画『Greatest Days(原題)』の製作が進行していることが分かった。米Deadlineが伝えた。
かつて大好きなボーイ・バンドのコンサートを共に楽しんだ5人のスクール・ガールたちが、25年後に再会する物語。人生があらゆる形で変化した彼女たちは、過去を回想しながら未来を見つけていく。
ユニバーサル・ミュージック・グループの協力を受け、「Patience」や「Back For Foog」、「A Million Love Songs」「Relight My Fire」「Could It Be Magic」など、テイク・ザットの名曲の数々が起用される予定で、この作品のためにテイク・ザットがオリジナル楽曲を書き下ろすべく話し合いも行われているという。
この度報じられたのは、交渉中の出演者候補だ。「アフェア 情事の行方」(2014-2019)のルース・ウィルソン、「グッド・ワイフ」(2009-2016)のクシュ・ジャンボ、『ゴーン・ガール』(2014)ロザムンド・パイクの名が挙がっている。
監督を務めるのは「How to Build a Girl (原題)」(2019)がトロント国際映画祭で話題を呼んだコーキー・ギェドロイツ。2005年の映画版『キンキーブーツ』脚本のティム・ファースがペンを執り、ブロードウェイ版『キング・コング』など数々の舞台を手掛けるドリュー・マコーニーが振り付けを行う。テイク・ザットもエグゼクティブ・プロデューサーを務める。
テイク・ザットは本企画について「何年間も僕たちを支えてくれた皆さんに捧げる映画です」とコメント。「僕たちの音楽への祝福であり、文字通りファンや僕たちの友情についてのものです。僕たちのファンは、30年も旅を共にしてくれて、絆は強い。力強く、才能あるキャストの方々によるスクリーンを観られるなんて、非常に興奮しています。」
テイク・ザットは1990年にマンチェスターで5人組として結成。世界で最も成功したボーカル・グループのひとつだ。ロビー・ウィリアムズが脱退し1996年に解散するが、2006年以降に再結成、ツアー活動や新曲リリースを続けている。2019年には、結成30周年を記念するベスト・アルバムも発売された。
テイク・ザットの名曲の数々も聴けるとあって、ファンにとっては待ちきれない作品となるだろう。公開まで、“Just have a little patience”!
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Source:Deadline