クエンティン・タランティーノ、『TENET』を観た感想は「もう一度観る必要がある」

『インセプション』(2010)『インターステラー』(2014)など、時間と空間を操る映画を得意とする天才監督のクリストファー・ノーラン。『TENET テネット』(2020)では時間の逆行が題材となっており、ノーラン監督史上最も難解とも称されたが、どうやらクエンティン・タランティーノにとっても一度ではとうてい理解できないような品物だったようだ。
米Cinema Blendのインタビューにて、『TENET』を観た感想を問われたタランティーノは、「もう一度観る必要があると思います(笑)。もう一度観る必要があると思います」と答えている。2回も同じことを繰り返すほど、1回目の鑑賞では理解が追いつかなかったようだ。その理由が多くの観客と同様に、複雑な時間軸を理解するのが困難だったからかは定かでないが、『ダンケルク』(2017)を観たときと同じような感想を抱いたのだという。
「『ダンケルク』は3回目を観るまでは本当に理解したとは思えませんでした。最初に見たときは、どう判断するべきかも分からなかったんです。もちろん楽しむことはできましたけど、あまりにも大きな体験だったので、映画であることさえ認識できていなかったかもしれません。3回目を観たときには、彼らが常に時間を遡っていたことにやっと気付いたほどです。つまり、あまりにも衝撃的な体験だったので、少なくとも2回は観たのですが、3回目にしてついに理解することができました。」
『ダンケルク』を深く理解するために3回も観たということは、それよりも難解と言われている『TENET』の場合、それ以上の回数を重ねる必要があるということかもしれない。ちなみに、タランティーノが最終的に両作品を気に入ったのかは定かでないが、『ダンケルク』に関しては、2010年代のお気に入り作品のひとつとして挙げていたことからも、少なくとも同作は絶賛という評価で間違いなさそうだ。
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Source:Cinema Blend































