タランティーノ版『スター・トレック』現行映画版の出演者が続投か ― スポック役ザッカリー・クイントが発言

映画『パルプ・フィクション』(1994)や『キル・ビル』(2003-2004)、『ヘイトフル・エイト』(2015)などで知られるクエンティン・タランティーノが監督を務めるとみられる、『スター・トレック』の新作映画について新たな情報が入ってきた。同作には、クリス・パインをはじめとした現行映画版の出演者が続投するというのだ。スポック役のザッカリー・クイントがポッドキャストにて明かしている。

これまでタランティーノ版については、過去のドラマ・映画版「スター・トレック」に出演してきたキャストのほか、現行映画版の出演者からも関心が示されてきた。しかし米The Hollywood Reporter誌は、タランティーノ版が「ケルヴィン・タイムライン」とは異なる時系列の物語になる報じているほか、米Variety誌の記者であるジャスティン・クロール氏は「新シリーズの第1作となる可能性がある」と伝えたのだ。これによって、タランティーノ版の出演者がどうなるかは一気に不透明となった。

ところが、このたびスポック役のザッカリー・クイントがポッドキャスト「Happy Sad Confused」に出演。タランティーノ版について質問されると、「(タランティーノ版は)僕たちがやると思います。そう聞いてますよ」と述べたのである。

「交渉が済んで、契約書にサインして、スケジュールがはっきりするまで、なにも決まりではありません。ですから、どんなことでも起こりえます。僕の理解では、クエンティンにアイデアがあって、彼ら(スタジオや制作陣)がそれを磨き上げて、形にしているところ。彼(タランティーノ)はチャールズ・マンソンの映画を作るために離れています。そのあと、たぶん僕たちが彼と一緒にその映画をやるんだと思いますね。すごく楽しみ、最高ですよ。」

 

この発言が正しければ、タランティーノ版『スター・トレック』が「ケルヴィン・タイムライン」の第5作となる可能性はかなり高まったことになる。これまでと出演者が同じなら、同作が新シリーズの第1弾になることは考えづらいだろう。ただしタランティーノの登板という“事件”をもって、パラマウントが同作を一本かぎりの番外編として(完全に独立した作品として)検討している可能性も否定できない。

タランティーノ版『スター・トレック』は、現在進行中である『スター・トレック』現行映画シリーズ(呼称「ケルヴィン・タイムライン」)の第4作に次いで制作されるとみられている。
第4作はジェームズ・T・カーク(パイン)と父親ジョージ・カーク(クリス・ヘムズワース)をめぐる物語になると伝えられており、脚本はJ・D・ペイン&パトリック・マッケイが執筆。監督はドラマ『コラテラル 真実の行方』(2018)や『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』(2015)のS・J・クラークソンが務める(クラークソンはシリーズ初の女性監督となる)。

なおクイントが述べているように、タランティーノは現在、レオナルド・ディカプリオ&ブラッド・ピットら豪華キャストが集結する新作映画『Once Upon a Time in Hollywood(原題)』の撮影中。タランティーノ版『スター・トレック』は、彼の原案をもとに、『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)のマーク・L・スミスが脚本を執筆すると報じられている。

Sources: HSC, THR, VarietyJustin Kroll, TREKMOVIE
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

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