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『キングスマン』タロン・エガートン、2019年公開の次回作には出演せず ― 今後の再登場を示唆

© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

映画『キングスマン』(2014)、続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)で主人公エグジー役を演じたタロン・エガートンが、2019年に米国で公開される次回作(タイトル未定)に出演しないことを認めた。英Yahoo! MOVIESのインタビューにて明かしている。

これまで『キングスマン』シリーズの次回作については、エグジーとコリン・ファース演じるハリーの関係性を描く『キングスマン3(仮題)』になるという説と、第一次世界大戦を背景とするシリーズの前日譚になるという説が存在した。噂の域を出ない情報では後者が有力とされていたが、ここにきてその可能性が急激に高まったことになる。

インタビューでタロンは、「これは言っていいと思うんですが、僕は次の『キングスマン』には出ないんです」と明言。その理由を尋ねられると「それは言えません」と応じている。ただし、これはタロンがエグジーを再び演じないという意味ではないようだ。

「もう二度と『キングスマン』に出ないということではありません。数日前にマシュー(・ヴォーン監督)には会いましたし、今でも一緒にしっかり仕事をしています。ただ、彼が『キングスマン』の世界で次にやることには関わらないんです。」

エグジーが登場しない『キングスマン』の次回作について、すでにタロンはマシュー監督から構想を聞いているようだ。「ものすごく刺激的なアイデアですよ」とだけ明かしたタロンは、このように付け加えている。

「彼(マシュー監督)と一緒に次の旅に出られないのは悲しいですけど、エグジーを見るのが最後になるわけではないですから。」

『キングスマン』の新作映画については、マシュー監督が2017年12月時点で脚本作業に入っていることを明かしていた。『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート役で知られるレイフ・ファインズや、ドラマ「TRUST」(2018)のハリス・ディキンソンが出演するとの噂も存在するが、真相はわからない。

ちなみにタロンとマシュー監督の次なるプロジェクトは、歌手エルトン・ジョンの半生を描くファンタジー・ミュージカル映画『ロケットマン(邦題未定、原題:Rocketman)』。タロンはエルトン役で主演を務め、マシュー監督は製作を担当。同作は2019年5月17日に米国公開される予定だ。

映画『キングスマン』新作映画(タイトル未定)は2019年11月8日に米国公開予定。『キングスマン:ゴールデン・サークル』Blu-ray&DVDは発売中。

Source: Yahoo!

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。