新年を迎える前に断捨離ムーブメントに乗っかっておく?『365日のシンプルライフ』を観よ!

突然ですが、掃除!片付け!好きですか?!あ、苦手?
嫌いでも映画を通してちょっとモノと向き合ってみませんか!

今年も早いものでもう2か月を切りました。今年身の回りに増えたもの、ため込んだものを2017年にむけて見直してみませんか。大掃除は何も年末の忙しい時期にやらなくてもいい。昨今のミニマリストブームもちょっと気になる、けれどあのレベルにはとても到達できそうにない…そんなモチベーションでも大丈夫、モノに対する意識をすこし変えてみよう。もっとモノを大切にできるようになる。モノへの愛着はあなたの暮らしをちょっと豊かにする。

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『365日のシンプルライフ』http://www.365simple.net/

「これは「あなた」と「モノ」のストーリー あなたのモノかあなた自身が見えてくる」

以下公式ホームページより引用です。

フィンランドからやってきた「人生で大切なもの」を見つけ出す3 6 5 日のモノがたり

フィンランド人の若者が、失恋をきっかけに、自分の持ちモノすべてをリセットして行なった365日の“ 実験”生活。監督・脚本・主演を務めたペトリ・ルーッカイネンの実体験から生まれた「とにかくやってみよう!」のアイディアが、映画という形になった。登場する家族や友人は全てホンモノ、ペトリを中心とするリアルな人間関係と日常生活に起こるドラマが、北欧ジャズシーンをリードするティモ・ラッシーのサックスに乗って、軽快に綴られていく。2013年のフィンランド公開時には、多数の“実験”フォロワーが生まれ、若者の間で一大ムーブメントとなった。

観るだけでは終わらない“自分ごと”映画

ペトリは、毎日「自分にとって必要なモノ」を考えながら、倉庫から1つずつモノを選んでいく。自分のモノを一旦預けて、その中から選んでいくという行為は、過去の自分を否定せず、未来の自分につなげていくこと。その中で生まれてくる「幸せになるために、人生で大切なものは何か?」という問いが、自然と観る者に投げ掛けられ、ふとモノと自分の関係性を考えてみたくなる。この映画は、観るだけでは終わらず、“自分ごと”としていくことに醍醐味がある。

さて、この主人公は一年間モノと向き合うために4つのマイルールに基づいて生活していくんですが、そのルールというのが

  1. 自分の持ち物すべてを倉庫に預ける
  2. 倉庫から持ち出せるのは一日一個だけ(初日は素っ裸だったので一個めはコート(!!))
  3. 一年続ける
  4. 一年何も買わない

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何はなくともまずコート。コートがなけりゃはじまらない。話はそれからだ。

これを実際やってのけるって、バk…いや男気を感じます恰好いい。なかなかできるもんじゃない。もちろん最初のうちは寒いフィンランドを生き抜かなければならないので必需品なんかが多いんです。そしてある程度のものがそろってきたときに主人公の彼は自問自答の機会を得るんですね。

”自分は、なぜ今までこんなにモノに支配され続けてきたのか?”

実験前はとにかく趣味のレコード・ディスクなどなどモノに囲まれていた主人公ペトリ。その数5,000~20,000点だとか。
実験をはじめてみて、必要最低限が身の回りに整ったときに彼は「足る」を知り、本当に必要な物がいかに少ないかということを身をもって理解するのです。「そのくらい普段掃除してても思うよ!」って方も多いと思うんです。ただここまで極限状態に自分を追い込むペトリの姿、非常に説得力があります。なにしろ彼映画の冒頭でフィンランドの街を全裸ダッシュしてますからね。冬ね。

ペトリは実験を通して「モノ」が自分の幸福とは結びついていなかったことにも同時に気づくんです。彼はこころのよりどころをモノに見出していたのですが、それはモノでは解決できなかった。モノと離れ、己について考える時間が増えたときに、「幸福とは何か」と見つめなおしていくのです。うーん、昔の哲学者も現代人も幸福について考えるのは同じですね(゜-゜)「足るを知る」という言葉自体も昔から言われていますが、時代とともにそのあり方も変化しているような気がします。現代社会を生き抜く上で、個人の生活には直接関係なくても、必要不可欠なものってどうしてもありますし。ペトリは実験によって自分にとっての「シンプルライフ」を追求しますが、人によって「シンプルライフ」の定義も違ってくると思いますしね。だからこそ、観る人ひとりひとり、自分にとっての「モノとの「ちょうどいい」距離感」をつかむきっかけを得てほしいです。

モノにとらわれていたペトリは「モノを所有している」という責任感に苦しんでいたように見えます。モノの数=所有の責任の重さ ということです。ひとつモノを家に持ち込むことは、そのモノの置き場所だけでなく、モノへ割く時間や管理能力も伴います。彼がその責任から解放されたときは所在なさげでもあり、どこか解放感に安心しているようでもありました。どうも他人事とは思えませんでした…。

著名人の評価

日々「暮らし」と向き合う著名人の方々からの評価も高いです!

なぜ僕らは今シンプルを求めるのだろうか。
しかも今シンプルに生きるということがいかに難しいのだろうか。
僕はこう思う。シンプルライフとはちからを抜くこと。
心と頭をやわらかくすることである。今日からできる。

松浦弥太郎さん(暮らしの手帖編集長)

人生は無駄にあふれている。
無駄な打ちあわせ、無駄な食べ物、いらないモノ、無為に過ごす時間。
これらはすべて再考して、整理して、一度掃除することが大切です。
365日、自分の周りの全てのモノ、コト、時間、
エネルギーやお金さえも大掃除して無くしてみることから始めましょう。
そのきっかけになる映画に出会うことから、本当の人生が始まるかもしれません。

黒﨑輝男さん(流石創造集団株式会社C.E.O)

自分にとって何が必要か、どんなモノが人生をときめかせてくれるのか。
ペトリさんの行った実験はまさに、ときめきを見つけるための”人生の片づけ祭り”。
「モノが捨てられない」「片づけが苦手」という方に是非オススメしたい映画です。

近藤麻理恵さん(片づけコンサルタント・『人生がときめく片づけの魔法』著者)

ここまで読まれてなにか琴線にふれるものがあった方、鑑賞をおすすめします。

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観たい映画が常に100オーバー。映画やめられそうにありません。

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