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シャイア・ラブーフ主演、『スーサイド・スクワッド』デヴィッド・エアー監督の犯罪映画が米公開決定 ─ ギャングから売上を「徴収」する男たちの物語

デヴィッド・エアー シャイア・ラブーフ
Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35335311393/ | John Bauld https://www.flickr.com/photos/themollusk/36949722761/ | Remixed by THE RIVER

『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフ、『スーサイド・スクワッド』(2016)のデヴィッド・エアー監督がタッグを組む新作犯罪映画『The Tax Collector(原題)』の米国公開が決定した。米Deadlineによると、米AMC Networks傘下の独立系配給会社RLJE Filmsが配給権を取得。公開時期は2020年8月になるとみられる。

シャイアとエアー監督がタッグを組むのは、2人の代表作である戦争映画『フューリー』(2014)以来。近年、シャイアは『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(2017)や『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』(2019)、脚本・出演を兼任した半自伝映画『Honey Boy(原題)』(2020年日本公開予定)などで評価をますます高めているだけに、新たな代表作の誕生に期待がかかる。

物語の主人公は、「税徴収人(tax collector)」であるデヴィッドとクリーパー。彼らはギャングのボスであるウィザードから、町のギャングたちによる非合法的な取引の売り上げを“一部徴収”していた。しかしある時、ウィザードの古い宿敵がメキシコからロサンゼルスに戻ってきたことで、二人のビジネスは終わりを迎える。それどころか、デヴィッドは絶体絶命の窮地に立たされながら大切な家族を守らなければならないのだった。

デヴィッド役は「ナルコス:メキシコ編」(2018)のボビー・ソトが演じ、シャイアは“相棒”のクリーパー役を演じる。そのほか、「グリーンハウス・アカデミー」(2017-)のシンシア・カルモナ、『スマーフ』シリーズの声優などで知られるコメディアン&俳優のジョージ・ロペスらが出演している。

なお、本作でデヴィッド・エアーは脚本・監督を兼任しており、作風は『エンド・オブ・ウォッチ』(2012)や、エアーが脚本を担当した『トレーニング デイ』(2001)に近いものに回帰しているとのこと。なお、エアーは今後、傑作戦争映画『特攻大作戦』(1967)の現代版リメイク企画で脚本・監督を務め、『ブライト』(2017)の続編映画では脚本・製作を担当する。

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Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。