ドイツ発「musterbrand」日本初上陸 ─ マーベル、スター・ウォーズのプレミアムウェア、「東京コミコン2018」でお披露目

2018 年11月30日(金)~12月2日(日)開催の「東京コミコン2018」(幕張メッセ)の見どころは、様々な企業ブースの数々。ここに、ドイツ発のプレミアウェア「musterbrand(マスターブランド)」が日本初上陸を果たしていた。ファッショナブルなアイテムの数々で来場者の目を惹いたこのmusterbrandとはどんなブランドなのか。THE RIVERが話を聞いた。

一見、センスの良いファッション・アイテム。しかしよく見ると、マーベル・ヒーローやスター・ウォーズからのインスピレーションがさりげなく見て取れる。「ポップカルチャーは大好きだけど、”いかにも”な映画Tシャツは着たくない…」そう思われるファンのニーズにピッタリ合った、大人なデザインが魅力的だ。担当者に話を聞くと、「コスプレに留まらず、普段から着られる」デザインが特徴だという。

musterbrandの願いは、コンテンツやエンターテインメントの可能性を広げること。ドイツはハンブルグから、一流デザイナーがファッションを通じてコンテンツへの「憧れ」や「共感」を自由に発信できることを目指して仕立てを行っている。かねてより注目を集めていたブランドで、これまでも日本のファンがドイツの通販サイトを通じて個人輸入を行うことがあったが、この度晴れて正式に日本進出。そのお披露目の場として選ばれたのが、ポップカルチャーの祭典「東京コミコン」だったというわけだ。
musterbrandは、ドイツを拠点に10年ほど良質なアイテムを発信している。アメリカ、イギリス、ロシアへの進出を果たしている。念願の日本進出、といった思いの担当者によれば、実は10年ほど前に「メタルギアソリッド」や「バイオハザード」のライセンス商品で日本上陸の計画があったものの、プレミアムウェアとして良いものを届けたいというmusterbrandのこだわりを貫くため、事情により叶っていなかったのだとか。

では、なぜ当時はゲームタイトルのライセンス商品だったのかと言うと、musterbrandのCEOであるクヌート・バーグル氏がもともとゲーム畑の出身だからだ。クヌート氏はかつてゲーム・デザイン関係の会社に務めており、ライセンス商品を手がけたいとの流れから同ブランドを立ち上げたのだそう。近く、人気ゲームの「Fortnite(フォートナイト)」のアイテムも登場予定で、ゆくゆくはアニメ作品など日本独自のコンテンツとのコラボレーションにも期待できるという。
「東京コミコン2018」会場では、ハイセンスなmusterbrandのアイテムの数々に思わず足を止める来場者も多数。中でも人気なのが「シス・ロード・コート」と呼ばれるジャケットで、カイロ・レンのローブがモチーフになっているもの。新商品は毎月ベースで登場しているというから、今後は欠かさずにチェックしたい。
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