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『プラダを着た悪魔』続編がディズニーで企画中 ─ メリル・ストリープの鬼編集長が雑誌の衰退に苦闘?

プラダを着た悪魔
© 20th Century Fox 写真:ゼータイメージ

旧20世紀フォックスが製作した2006年公開の大人気映画『プラダを着た悪魔』の続編が、フォックスを買収したディズニーで進行していることが明らかとなった。米Varietyが報じている。

ローレン・ワイズバーガーの同名小説を映画化した本作の主人公は、ジャーナリストを目指してニューヨークに引っ越して来たアンドレア・“アンディ”・サックス。一流ファッション誌「RUNWAY」の編集長、ミランダ・プリーストリーのアシスタントとして働き出したファッションセンス・ゼロのアンディが、ミランダの理不尽かつ横暴な要望を叶えるために四苦八苦しながらも、仕事を通して成長していく姿がコメディタッチで描かれた。多くの観客にとって憧れの映画となり、今なおお気に入りの一作に挙げるファンも少なくない。

アンディ役でアン・ハサウェイ、ミランダ役でメリル・ストリープ、ミランダのもう一人のアシスタント、エミリー役でエミリー・ブラントが出演。企画中とされる続編では、前作でペンを執ったアライン・プロッシュ・マッケナが復帰に向けて交渉中とのことだが、オリジナルキャストのカムバックについては不明だ。

しかし続編のストーリーとして、「プリーストリーは、古風な雑誌出版が衰退していく中で自身のキャリアを舵取りしつつ、出版社が切実に必要としている広告費を握る一流企業の重役になったブラントのキャラクターと対決する」と伝えられている。ということは、少なくともストリープとブラントの復帰は期待できそうだ。

前作は、3億2,670万ドルの世界興行収入を叩き出す大ヒットとなり、ストリープはミランダ役でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

アン・ハサウェイとメリル・ストリープ、エミリー・ブラントのトリオは揃って復帰となるか?紙の雑誌からデジタルやSNSに移行したファッションメディア業界をいかに風刺するのだろうか?続報を待ちたい。

Source:Variety

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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