Menu
(0)

Search

『プラダを着た悪魔2』パパラッチはネタバレ?「むしろ光栄」と脚本家 ─ 「もう2006年とは違うんです」

プラダを着た悪魔
© 20th Century Fox 写真:ゼータイメージ

大ヒット映画『プラダを着た悪魔』の続編が、2025年7月よりニューヨークで撮影中だ。SNSで連日のように撮影現場の写真が拡散されているが、脚本家のアライン・ブロッシュ・マッケンナはこれを喜ばしく感じているという。米IndieWireのインタビューで語っている。

2006年に公開された『プラダを着た悪魔』は、地味で冴えない主人公アンドレア(アン・ハサウェイ)が、女性誌のカリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタントとして奮闘しながら成長していく物語。どんどん垢ぬけていくアンドレアのファッションや、ミランダ、エミリー(エミリー・ブラント)、ナイジェル(スタンリー・トゥッチ)らがまとう洗練された衣装も大きな話題となった。

続編には、ハサウェイ、ストリープ、ブラント、トゥッチがそろって復帰。撮影現場で再び華やかな衣装に身を包む姿が撮られ、SNS上では日々大きな反響を呼んでいる。一部のファンからは「ネタバレになるのでは?」「ファッションを見る楽しみが減るのでは?」と懸念する声もあるが、マッケンナはむしろ早い段階で注目を浴びることは、作品のプラスになると捉えているようだ。

「大好きなキャストやキャラクターを一目見ようと、人々は外で待ち続けているんです。衣装を着た彼らを見るだけで、すごくワクワクするんですよ。特に、本作はファッション映画ですからね。」

マッケンナは「多くの関心が集まることは想定していたけど、ここまで多くの人が集まるのは初めての経験でした」と述べ、「これが今の私たちが生きる時代です。多くの意味で、2006年とは異なる世界に発信しているのです」と、約20年の歳月を経た時代の変化についても言及。また、「これは、キャラクターたちを再び見たいという純粋な欲望から来ています。安全性が確保されている限り、今でもこれほどの関心を持ってもらえることを本当に光栄に思います」とファンへの感謝も口にしている。

続編は、第1作から20周年となる2026年5月1日にUS公開予定。ストーリーの詳細は不明だが、雑誌の衰退に直面するミランダと、かつてのアシスタントで、現在は高級ブランドの幹部を務めるエミリーの対立が描かれるという。

新キャストは、『名探偵ポアロ』シリーズのケネス・ブラナーがミランダの夫役で出演するほか、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのルーシー・リュー、『マルホランド・ドライブ』のジャスティン・セロー、『アメイジング・スパイダーマン2』のB・J・ノヴァク、「セックスライフ・オブ・カレッジガール」のポーリーン・シャラメ、「ブリジャートン家」シモーヌ・アシュリーらが参加。製作陣は、前作から脚本家のマッケンナ、監督のデビッド・フランケル、プロデューサーのカレン・ローゼンフェルト、衣装デザイナーのパトリシア・フィールドらが復帰する。

▼ 『プラダを着た悪魔』の記事

    Source:IndieWire

    Writer

    アバター画像
    KyokoKyoko Okajima

    アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

    Ranking

    Daily

    Weekly

    Monthly