アニメ「ターミネーター 0」はホラー要素たっぷり?映画1作目と似た「連続殺人鬼」の雰囲気、ショーランナーが予告

SFアクション映画『ターミネーター』シリーズ初のアニメーション作品「ターミネーター 0 」が2024年8月29日にNetflixで配信開始となる。ショーランナーを務めるマットソン・トムリンによると、本作にはホラー要素が詰まっているという。
舞台は、人工知能“スカイネット”が人類に核戦争を仕掛けた1997年8月29日、“審判の日(ジャッジメント・デイ)”の直後。スカイネットの攻撃に対抗する新たなAIシステムの立ち上げを研究していた科学者マルコム・リー(アンドレ・ホランド)の元に、システムの完成を止めるために未来から暗殺者のターミネーターが襲来する。
このたび米ロサンゼルスではAnime Expoが開催され、「ターミネーター 0 」からはショーランナーを任されたマットソン・トムリンが登壇した。シリーズ初のアニメ作品ということでその作風にも注目が集まる中、トムリンいわく本シリーズは1984年に公開された映画1作目『ターミネーター』にも見られた「連続殺人犯」のような雰囲気を纏っているのだという。
確かに1作目では、アーノルド・シュワルツェネッガー演じるターミネーター/T-800が不死身の殺人鬼として登場し、終盤では皮膚が溶け機械が剥き出しというホラービジュアルで人間たちを執念深く追い詰めた。同作をホラー映画と認知しているファンも少なくないだろう。
トムリンは、「ターミネーター 0 」でも容赦ないマシンと化したターミネーターが登場することを予告。「1年前、私たちはAIについて笑っていましたが、もうここまできました。(科学技術の)進歩は速いです」とも話し、AIが普及した現代との同時代性も強調した。
本シリーズでは、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)のティモシー・オリファントがターミネーター役の声優を担当。ほか、マルコム・リー役で『ムーンライト』(2016)のアンドレ・ホランド、未来から来るレジスタンスの女性戦士エイコ役で『ラ・ラ・ランド』(2016)のソノヤ・ミズノが出演する。
ショーランナーのトムリンはエグゼクティブプロデューサを兼任。監督を「BLEACH」「ハヤテのごとく!」シリーズの工藤昌史、アニメーション制作を「怪獣8号」「ハイキュー‼」シリーズのProduction I.Gが務める。
Netflixシリーズ「ターミネーター 0」は、2024年8月29日(木)より世界独占配信。
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Source:CNET